- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
データドリブンな意思決定を支援するため、今や欠かせない存在の「データサイエンティスト」。彼らが、機械学習や統計モデルを活用して企業内外の膨大なデータを分析する上で重要な役割を担うのが、「データ統合基盤」だ。「データの土台」となる基盤の良しあしが、データサイエンティスト・企業の生産性を大きく左右する。製薬会社の小野薬品工業は、データ統合基盤の刷新によって、データ分析のプログラム実行にかかる時間を8分の1まで短縮させたという。これにより新薬開発にかかる時間やコストを大幅に削減できるだろう。小野薬品工業のデジタルテクノロジー本部 ビジネスソリューション部 データ戦略課 渡邊 崇氏が、その秘訣(ひけつ)を語る。
DX推進のためにデータ統合基盤を刷新した小野薬品工業
現在、「ONO DX~小野にしかできないウェルビーイングへの挑戦を~」というビジョンのもとでDXを推進。「患者さんとご家族の体験価値向上」「医療従業者の体験価値向上」「ONO Teamsの体験価値向上」の3つを柱に取り組んでいる。
小野薬品工業 デジタルテクノロジー本部 ビジネスソリューション部 データ戦略課の渡邊 崇氏は「DX戦略を実現するために、当社が手を付けるべき課題の一丁目一番地として『DX新基盤』の構築・運用に取り組んでいる」と説明する。
小野薬品工業は2022年に、統合データ基盤「OASIS(Ono Advanced Scientific Insight Service)」を構築した。これにより各部門が保有する業務データやリアルワールドデータ(日常の実臨床の中で得られる医療データの総称)などを全社横断的に単一基盤で分析可能となり、データサイエンティストの生産性が飛躍的に向上したとのことだ。
小野薬品工業ではどのようにOASISを活用して業務を遂行しているのだろうか。渡邊氏が提示する3つのユースケースを交えて詳しく見ていこう。
この記事の続き >>
-
・クエリ処理を“超”高速化したデータ基盤の中核にあるものとは?
・データサイエンティストが使い倒すデータ基盤、ユースケース3選
・20倍以上ものクエリ処理速度改善が期待できるワケ
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!