新会社のClassiは、ソフトバンクの持つクラウド技術やタブレット活用、ネットワーク環境構築のノウハウと、ベネッセの教育への知見や学校現場との信頼関係を生かし、学校教育におけるICT利用推進を目的として設立。社名は、「class（授業・クラス）」に「i（私）」と「i（innovation）」を組み合わせた造語で、学校現場とともに21世紀を生きる人材を育成したいという想いが込められているという。

　今回の発表は、2015年度からClassiが学校教育向けに小テストや宿題などのコンテンツや、面談などで利用できる指導用アプリケーションを提供するというもの。利用端末としてMDM（モバイルデバイス管理）可能なタブレットを用いてサービスを利用可能できる。データ管理はIDCフロンティアの国内クラウドサービスで運用を行う。

Classiのサービスは、2014年度に全国100校がモニターとして利用しており、学校現場の課題や先生の活用実態について検証をしたうえで、2015年4月より高校および中学校向けに正式サービスを開始する。