- 2013/10/02 掲載
クラリオン、車載端末向け「自然対話型音声認識」技術を開発
今回新たに開発した「自由対話型音声認識」は、さらにストレスを感じさせない、あたかも会話をしているような感覚での音声検索を可能とする技術という。
これは、クラリオンの音声認識技術とヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)の技術開発・販売を行うイナゴの技術を組み合わせたもの。
積極的な質問の投げかけからユーザーをゴール(目的)にナビゲートするゴール共有型会話技術、会話の流れを把握する文脈把握技術、ユーザーが何を言っているのか確認する自然言語理解技術等で構成されるnetpeopleを融合することで、ロードノイズ、風切音などの厳しい条件で使用される車載端末でも、あたかも人と会話しているかような自然対話型の音声検索を実現したという。

現在、スマートフォンなどをカーナビとして利用する動きが進んでおり、車載機器メーカーには危機感が広がっている。グーグルのAndroidやiPhoneをはじめとするiOSでは、自然な言葉での認識技術や音声認識精度が向上しており、それに合わせて車載機器メーカーが連携をとる動きもみられている。
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