新しいアルゴリズムでは、検索するキーワードが長い場合の検索性などを向上した。検索キーワードに直接含まれたものでなくても、関連性の高い結果が表示されるようになったという。

　米USA TODAYは今回の発表について検索結果の9割に影響を及ぼすと評価。しかし、SearchEngineLandが報じたところによれば、発表は26日だが、1か月前から既に導入されていたという。

　グーグルは5月に会話型検索を発表しているが、同検索ではキーワードではなく複雑な会話全体の意味を汲み取る必要があるため、今回のアップデートによる大きな影響を受けるとみられる。

　グーグルでは、スマートフォンでの音声検索を強化しているほか、Google Glassをはじめ、ウェアラブル端末の開発に注力しており、こうした新しいデバイス上での利用を見据えた検索性能の強化という一面がありそうだ。