記事 デザイン経営・ブランド・PR アンダーアーマーやアバクロの事例から見る「顧客体験(CX)戦略」、鍵は“人”にあり? アンダーアーマーやアバクロの事例から見る「顧客体験(CX)戦略」、鍵は“人”にあり? 2023/11/27 デジタル技術がビジネス変革のドライバーであることは明白だ。しかし、変化を起こすためのドライバーはAIなどの技術ではなく、あくまでも「人」が主役である。顧客や従業員を中心に置き、最新技術を活用することで、革新的な体験を創出し、感動を生み出すことができる。だからこそ、デジタル接点と人の接点の融合により、顧客体験(CX)を高める仕組みを築くことが重要なのである。本稿では、海外企業の先進事例を基にDXを取り入れたCXの創出や「人」を動かす仕組みづくりについて紹介する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 【痛快事例】アシックス・大洋食品の「ノーコードDX」、本社・現場に嬉しい2つの効果 【痛快事例】アシックス・大洋食品の「ノーコードDX」、本社・現場に嬉しい2つの効果 2023/11/27 近年、ビジネスにとって「データ活用」は何より重要なテーマになりつつある。生成AIの登場は、こうしたデータ活用の流れをより一層加速させている側面もある。これほど関心高まるデータ活用だが、つまずく企業は多く、特に製造現場などでは活用が進んでいない状況がある。それは、工場内の機器からデータを収集するためのセンサー・カメラや、収集データを管理するソフトウェアを用意する必要があるほか、分析・活用方法を検討しなければならいなど、ハードルが高いからだ。これら問題を解決し、簡単にデータ活用をはじめる方法はあるのだろうか。
記事 デジタルバンク/ネオバンク/BaaS デジタルバンキングとは何か?(2023年版) 顧客が銀行へ求める「次世代金融サービス」 デジタルバンキングとは何か?(2023年版) 顧客が銀行へ求める「次世代金融サービス」 2023/11/27 これまで通信キャリアやECサイト事業者、コンビニなどが「ネットバンク」や「コンビニATM」として新しい金融サービスを手がけてきた。これに対して、海外は一歩先に進んでおり、銀行が「デジタルバンク」としてこれらのサービスを手がけるとともに、デジタルウォレットやソーシャルメディア、各種Webサービスとの融合なども始まってきた。本記事では、デジタルバンキングとはそもそも何か、注目される理由、市場規模予測、今後の展望などを解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 デジタル庁年次報告書まとめ、マイナンバーなど1年間でどんな取り組みをしたのか デジタル庁年次報告書まとめ、マイナンバーなど1年間でどんな取り組みをしたのか 2023/11/24 デジタル庁の設立から2年が経過し、デジタル庁は2023年8月31日に、2022年9月から2023年8月までの活動の報告書である「デジタル庁年次報告書 」を公表した。デジタル社会の実現に関する司令塔として、デジタル庁はこの1年間、どのような取組を実施し、どのような成果をあげたのか、そのポイントを解説する。
記事 ロボティクス 2030年の人手不足に立ち向かえ、DX・RX成功事例に学ぶ4つの「生産性向上」プロセス 2030年の人手不足に立ち向かえ、DX・RX成功事例に学ぶ4つの「生産性向上」プロセス 2023/11/24 さまざまな産業界が直面する2030年の人手不足問題は、工場・物流倉庫においても大きな課題となっている。根本的な人手不足の解消が難しい状況では、DXとRX(Robot Transformation)を活用し、いかに生産性を向上していくかが重要となる。ポイントは、生産性の可視化・最適化・自動化・省力化の4つである。実際の工場・倉庫の事例を交えながら、人手不足解消の道筋について解説しよう。
記事 設計・開発・生産準備 パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? 2023/11/24 「現場を未来につなぐ」ことを目指すパナソニック コネクトが、どのように従来バラバラとなっていたデータやアナログな情報の一元管理を行い、莫大な工数削減と精度の高いデータ収集を達成したのか? その取り組みについて、同社のキーマンたちに話を聞いた。
記事 その他保険 急拡大する「インシュアテック市場」を矢野経済研究所が解説、3つの攻めの保険DXとは 急拡大する「インシュアテック市場」を矢野経済研究所が解説、3つの攻めの保険DXとは 2023/11/24 1 生命保険分野は、さまざまな規制も相まってDXが進みにくいとみられている。しかしながら、フィンテックの潮流を受け、2017年前後から徐々に生命保険分野においてもInsurTech(インシュアテック)の波が登場。当初はさざ波であったものの、今やその波は、保険商品はもちろん、募集行為や引受査定、支払査定、そしてIT基盤に至るまでさまざまな領域へと広がってきている。そこで本連載を通じて、これから本格的に盛り上がりを見せていくインシュアテック市場についてデータに基づく調査を中心に解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 2030年までに市民満足度90%以上へ、“住みやすい街”さいたま市に聞く自治体DXのあり方 2030年までに市民満足度90%以上へ、“住みやすい街”さいたま市に聞く自治体DXのあり方 2023/11/21 自治体DXランキング1位を獲得したさいたま市は、庁内業務の効率化のためペーパーレス化やRPAにも取り組み、年間8800時間の業務時間を削減するなど大きな成果を出している。また、スポーツビジネス、スポーツ産業の創出・活性化やデジタルを駆使したスマートシティの実証実験にも積極的だ。後編では、こうしたさいたま市のDXや先進的な取り組みを紹介する。また、2030年までに市民満足度90%以上を目指すさいたま市が考える、自治体DXのあり方について、都市戦略本部 情報統括監 石﨑 博幸氏に話を聞いた。
記事 建設・土木・建築 大林組流「2024年問題」2つの越え方、「なんでも効率化」には反対なワケ 大林組流「2024年問題」2つの越え方、「なんでも効率化」には反対なワケ 2023/11/21 「DX銘柄2023」に名を連ねるゼネコン大手の大林組では、現在全社を挙げて推し進めているDXへの取り組みをさらに加速させるべく、デジタル施策への投資やデジタル人材の育成により一層力を入れている。その戦略や具体的な施策、さらには現在建設業界が直面している「2024年問題」への取り組み状況などについて、同社のDX施策を率いる常務執行役員 DX本部長 岡野英一郎氏に聞いた。
記事 政府・官公庁・学校教育 なぜ、さいたま市が自治体DXで1位に?生成AI・データ活用等、8つのDXコンセプトとは なぜ、さいたま市が自治体DXで1位に?生成AI・データ活用等、8つのDXコンセプトとは 2023/11/17 デジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組んでいるのは民間企業だけではない。全国の自治体にとっても、DXは重要なテーマだ。こうした中、「全国自治体DX推進度ランキング2023」で1位となったのが、埼玉県のさいたま市だ。なぜ、同市はDX推進度ランキングで全国1位となれたのか。DXに取り組むことになったきっかけから、DXを推進し、行政手続の電子化、生成AIやデータの活用まで、同市のDXを統括する、都市戦略本部 情報統括監 石﨑 博幸氏に話を聞いた。
記事 建設・土木・建築 大林組に聞くDX、最速・最短で達成するための組織とプロセス作りとは? 大林組に聞くDX、最速・最短で達成するための組織とプロセス作りとは? 2023/11/16 ゼネコン大手の大林組は2023年5月、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「DX銘柄2023」の1社に選ばれた。現在同社は経営トップの強力なコミットメントのもと、急ピッチでDXを推し進めており、そのために社内の組織・プロセスを大胆に変革している。この取り組みを率いる常務執行役員 DX本部長 岡野英一郎氏に、同社のDX戦略や目指すべき未来について聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX ブラックボックス化したシステムも解析、「デシジョン見える化」がDXに超有効なワケ ブラックボックス化したシステムも解析、「デシジョン見える化」がDXに超有効なワケ 2023/11/16 近年、多くの企業で取り組まれているDX推進。そのプロセスにおいて有効とされているのが、業務における多くの「意思決定(デシジョン)」のデジタル化だ。デシジョンをデジタル化することで、企業はDX推進を底上げすることが可能になる。 一体デシジョンのデジタル化とは何を指し、どのように行えばいいのか。事例とともに解説する。
記事 経営戦略 事業成功の絶対条件「コンセプト」とは何か、イノベーションに「不可欠すぎる」ワケ 事業成功の絶対条件「コンセプト」とは何か、イノベーションに「不可欠すぎる」ワケ 2023/11/14 事業の成長や飛躍に欠かすことのできないイノベーション。実現するには途方もない努力や試行錯誤が求められますが、知られていない成功のための「源泉」が存在します。それが「コンセプト」です。コンセプトを言語化し、明確にすることで、取り組みの行き詰まりを打破したり、掲げた目標の達成に近づくことができるのです。コンセプトとは何か、具体的に何を指すのか、そしてそれをどうイノベーションにつなげるのかを解説します。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 成功事例から学ぶ「ローコード開発」、DX推進と業務プロセス改善を実現する秘訣とは 成功事例から学ぶ「ローコード開発」、DX推進と業務プロセス改善を実現する秘訣とは 2023/11/14 近年、多くの企業でDX推進の動きが活発化している。DXの実現において、迅速かつ柔軟なシステム開発が求められる。そこで、大きな力を発揮するのがローコード開発だ。ローコードを効果的に活用することで、開発時間の短縮やコスト削減を期待することができる。加えて、DXを進めていくためには、そのシステムを使う人材の育成も重要なポイントになる。本稿では、DX推進の鍵を握る人材育成とローコード開発について、事例を交えて解説する。
記事 製造業界 「売上12.7億円増」「作業1日→10分」……製造3社が大成功したDXの“ここだけ”の秘訣 「売上12.7億円増」「作業1日→10分」……製造3社が大成功したDXの“ここだけ”の秘訣 2023/11/10 バブル崩壊後の日本経済はあらゆる要因から悪循環に陥っているが、同時に企業にかかるコストも上昇を続けている。しかし、日本企業はそれを価格に転嫁する力が不足しており、その結果、投資にかける余裕もなくなって企業成長も停滞してしまった。こうした中で求められるのが、イノベーションであり、DXだ。そこで今回、ものづくりの分野でDXに成功した3社の事例を紹介し、収益力の向上につなげるポイントについて解説する。
記事 AI・生成AI 【単独】三井化学が「生成AI」で得られた“圧倒的”成果、作業効率はなんと3倍? 【単独】三井化学が「生成AI」で得られた“圧倒的”成果、作業効率はなんと3倍? 2023/11/10 さまざまな分野に素材および材料を開発・提供する三井化学にとって、既存の材料を新たな分野で利用したり、新しい材料を開発して新市場を開拓したりすることは重要な取り組みとなる。その多くは、人の経験や勘に頼っていたのが実態だった。そこで同社が注目したのが、生成AIを含めたAIの活用である。材料の新しい用途の発見数を倍増させ、作業量を圧倒的に効率化させた同社のAI活用とは、その全貌に迫る。
記事 BPM・ビジネスプロセス管理 「カシオのDX」は何が凄い?顧客視点の「サプライチェーン改革」実現した緻密な戦略 「カシオのDX」は何が凄い?顧客視点の「サプライチェーン改革」実現した緻密な戦略 2023/11/07 DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するためには、単にITシステムやデータを活用するだけではなく、業務プロセスの改革を進める必要がある。また、部門間の壁を取っ払い、全社的にグランドデザインを描くことや、顧客やパートナーから見た業務効率化を実現することも大切だ。今回は、DXに全社的に取り組んでいるカシオ計算機の実例をもとに、顧客視点のDXと業務プロセスの抜本的な改革を進めるためのポイントについて解説する。
記事 AI・生成AI 金融データ活用組織になるには? 協会謹製「チェックシート」の使い方 金融データ活用組織になるには? 協会謹製「チェックシート」の使い方 2023/11/07 日本において、DXおよびデータ活用が国家戦略に位置付けられるなど、各社さまざまな取り組みが進んでいる状況かと思います。金融業界においてもデータ活用の機運が高まってきているものの、なかなか標準化に繋がる取り組みが成就しにくい状況でした。そんな状況を変えるべく金融データ活用推進協会(FDUA)では、金融機関におけるデータ活用の標準化に資するために「金融データ活用組織チェックシート」(以下、チェックシート)の初版を2023年6月末に制定・公開しました。本記事では、チェックシートの背景と目的およびFDUA標準化委員会としての展望などをお伝えできればと思います。
記事 中国 中国で制度化進む「従業員シェア」とは?日本の「在籍型出向」と何が違う?人手不足の解消策 中国で制度化進む「従業員シェア」とは?日本の「在籍型出向」と何が違う?人手不足の解消策 2023/11/07 1 今や人手不足は先進国共通の社会課題だ。欧米各国は移民を受け入れることで解決をしようとしているが、移民受け入れに消極的な日本、中国、韓国などの東アジア各国は、テクノロジーによる省力化と人材の有効活用に注力している。そのような取り組みの1つとして、日本と中国では、従業員を企業間でシェア(共有)する制度が進み始めている。アリババやウォルマート、レノボなど大手が続々と導入し、中国で注目を集めている「従業員シェアリング」とはどのような制度なのか、日本の「在籍型出向」とは少し異なる仕組みを解説しよう。
記事 ERP・基幹システム “爆走”アシックス、半期売上「過去最高」の秘密、CDOに聞いた好調を支えるDXの全貌 “爆走”アシックス、半期売上「過去最高」の秘密、CDOに聞いた好調を支えるDXの全貌 2023/11/06 アシックスは2023年度の中間決算で、売上高と純利益ともに過去最高を記録した。実は2020年まで売上が減少傾向にあり、コロナ禍が追い打ちをかけて厳しい状況にあったが、2021年以降はV字回復、大きな飛躍を遂げている。ここにきて飛ぶ鳥を落とすような快進撃を続けているが、それを支えているのが、2018年から全社を挙げて本格的に取り組んできたDXだ。そのかじ取り役である同社の常務執行役員 CDO・CIOを務める富永 満之氏に、DXの取り組みの全貌と成功の秘密について話を聞いた。
記事 BPM・ビジネスプロセス管理 DXが“全然”進まない納得理由、絶対やるべき「DEMO」と「3層包摂アプローチ」とは DXが“全然”進まない納得理由、絶対やるべき「DEMO」と「3層包摂アプローチ」とは 2023/11/06 現代においてDXは、企業活動における重要な柱の1つとして、多くの企業が注力している。一方で、その取り組みが単なるデジタル化や、部分的な業務改善にとどまっているケースは決して少なくない。ではどのようにしてDXは実現されるのか。東京工業大学 名誉教授の飯島 淳一氏に、「狭義のDX」を実現するまでのアプローチなどについて聞いた。
記事 製造業テーマ別 短期のROIは求めない?清水建設のホンキが伝わる「建設DX」が凄すぎる理由 短期のROIは求めない?清水建設のホンキが伝わる「建設DX」が凄すぎる理由 2023/11/06 建築業界のDX先進企業である清水建設は、デジタルの力によって建物の在り方をアップデートし続けています。そんな同社の“建物づくり”のノウハウを知ることができるのが、2023年9月に設立した同社の新拠点です。この施設には、人の動きを察知して空調を切り替える仕組みのほか、旧渋沢邸を守るために採用された防災システムなど、建設DXの最前線と言える技術が詰め込まれています。今回は、同社の新拠点に盛り込まれた、建物をアップデートする技術を紹介します。
記事 RPA・ローコード・ノーコード RPAの先…ハイパーオートメーション「攻めのDX」はこう推進、適用ステップを解説 RPAの先…ハイパーオートメーション「攻めのDX」はこう推進、適用ステップを解説 2023/11/02 複数のツールや技術を組み合わせて、ビジネスプロセス全体を自動化する「ハイパーオートメーション」は、DXの観点を含んだ企業の成長のための「攻めの自動化」である。DXを推進する中で生じる課題を明らかにし、ハイパーオートメーションを用いたDXを実現するための手法について解説する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 【単独】2400名のDX人材育成、北九州市が「全職員」にノーコードツール配布の狙い 【単独】2400名のDX人材育成、北九州市が「全職員」にノーコードツール配布の狙い 2023/11/02 2 デジタル庁主導の下、地方公共団体の基幹業務システムのクラウド移行やデジタル・トランスフォーメーション(DX)、DX人材の育成が始まっている。九州地方で第2位の人口規模を誇る政令指定都市である北九州市もDXを推進する自治体の1つだ。同市は、システムの内製化の促進とDX人材育成に向けて全職員を対象にノーコードツールを配布する取り組みを始動させた。3年で2400人と地方自治体で最大規模のDX人材の輩出を目指す。ビジネス+IT編集部は北九州市現地を訪れ、デジタル政策監を務める三浦隆宏氏に単独インタビューで話を聞いた。
記事 製造業テーマ別 DX最強企業の清水建設、立ち上げた新拠点の“中途半端な設備”が面白い効果を生むワケ DX最強企業の清水建設、立ち上げた新拠点の“中途半端な設備”が面白い効果を生むワケ 2023/11/01 2024年に創業220年を迎える清水建設は、2021年から3年連続で経産省が認定する「DX銘柄」に選ばれるなど、建設業界では先進的にDXに取り組む企業としても知られています。そんな同社は2023年9月、イノベーションの創出と人財育成を目的とした新拠点「温故創新の森(Smart Innovation Ecosystem) NOVARE(ノヴァーレ)」(東京都江東区)を立ち上げ、運用を開始しました。同施設の設備には、イノベーションを促すあらゆる工夫が施されています。今回は、DX先進企業の清水建設ならではの超独特な施設に迫ります。
記事 セキュリティ総論 “ほぼ不合格”、経産省ガイドラインでみる「製造業セキュリティ」の現実とは? “ほぼ不合格”、経産省ガイドラインでみる「製造業セキュリティ」の現実とは? 2023/10/31 DX(デジタルトランスフォーメーション)が製造業の競争力を大きく左右する現代において、サイバーセキュリティ対策は重要なカギとなっている。製造業のリスクは、情報セキュリティだけでなく、物理的な被害が発生し得ることも念頭に置かなければならない。現場で働く人々によるリスクや、施設の爆発事故、環境被害、品質低下なども考慮した事業継続対策が必要となる。製造業のサイバーリスクとは何か、そして必要な対策を考える。
記事 セキュリティ総論 PwCの執行役員が指摘する、「生成AI」「サプライチェーン」「クラウド」のリスク PwCの執行役員が指摘する、「生成AI」「サプライチェーン」「クラウド」のリスク 2023/10/31 多くの企業が情報資産を守るためにさまざまなセキュリティ対策を講じる一方、サイバー攻撃の被害は拡大の一途をたどっている。特に昨今求められているDX推進においては、その取り組みに伴うリスクへの対応は必須だろう。サイバーセキュリティに関するコンサルティングを長年行ってきたPwCコンサルティング合同会社 パートナー/執行役員 藤田 恭史氏に、クラウドサービスの利用、サプライチェーンの変革、生成AIの活用の観点から企業が注力すべきセキュリティ対策などについて聞いた。
記事 スマートファクトリー・次世代工場 アイシン九州が目指す「EV変革への完全対応」、950時間も効率化した“製造DXの実力” アイシン九州が目指す「EV変革への完全対応」、950時間も効率化した“製造DXの実力” 2023/10/30 自動車部品大手のアイシン九州とアイシン九州キャスティングは、DXを一丸となって推し進め、2030年までに、業務効率で25%、生産性で30%を向上させる目標を掲げている。その特徴は、過去の苦い経験を踏まえた「身の丈に合った」デジタル化およびDXで、現場業務を中心に進めている点だ。すでに950時間の業務効率化につなげた成果も出しているという。一体どのようにDXを進め、大きな改善効果を出しているのだろうか。アイシン九州 DX推進室 室長の熊谷 隆之氏が、DXの取り組み概要と成果について語った。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 「博多に持っていかれた」、鉄鋼の街だった北九州市が「製造DX拠点」を目指す超危機感 「博多に持っていかれた」、鉄鋼の街だった北九州市が「製造DX拠点」を目指す超危機感 2023/10/30 1 創作工房 個人経営 藤島つばめ 北九州市出身で、今は北九州市在住ですが、この街がキライです。 確かに、地理的なポテンシャルはあるかもしれませんが、なぜ「全て博多に持っていかれた」のか。 この街は全国より早いテンポで超高齢化が進んでいると言われてます。実際、八幡東区や門司区の高齢者率は高く、転出や自然減でかつての百万都市も今や人口は92万人ほどとなっています。 そんな中で、年寄りが幅を利かせて若い芽を摘んでいるところがあるのではないかと思っています。いくら新しい産業を誘致しようにも、製鉄所全盛時代を「良き思い出」としている人達が大手を振っていると、ICT化やDXなど、行政が旗を振れど絵に描いた餅に過ぎません。 この街になにより必要なものは、世代交代です。
記事 CRM・SFA・コールセンター オールジャパンで推進「ヘルスケアDX」、「健康データ」活用の論点と環境とは? オールジャパンで推進「ヘルスケアDX」、「健康データ」活用の論点と環境とは? 2023/10/25 高齢化や就業人口の減少により、社会保障制度の持続性が社会的課題となっている。この課題をデータとテクノロジーで解決する「ヘルスケアDX」が注目を浴びている。特に重要性を増すのが、PHR(Personal Health Record)をはじめとするデータだ。ヘルスケア(PHR)産業が新たな市場として形成されつつあり、さまざまな業種・業界の事業でPHRの利活用が検討される中、ヘルスケアDXを実現していくために何が重要か、PHRに関する最新動向を紹介しよう。