三井住友海上あいおい生命保険「DXの戦い」、老朽化やセキュリティ不安にどう立ち向かった?
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DX推進とセキュリティ強化の壁は「老朽化」「リソース確保」
「DXを推進している当社では、法令対応や毎年行っている新商品の開発と並行して、デジタル活用にも取り組んでいます。情報システム部門としては、DXに関連する業務が今後さらに増え続ける見通しです」と話すのは、三井住友海上あいおい生命保険 情報システム部 次長兼IT企画グループ長の古川一貴氏だ。
同社がDXとともに対応を進めているのが、セキュリティの堅ろう化である。これまで同社では、社内アクセスに限定して最低限のセキュリティを施し、運用してきた。
しかし近年では、セキュリティを堅ろうなものにするためには、外部からの侵入を防ぐだけでは不十分で、内部統制が非常に重要な役割を果たすことが明らかになってきた。そこで広く普及してきたのが、すべての通信を疑う「ゼロトラスト」といった新しい概念である。
三井住友海上あいおい生命保険でも、金融庁との意見交換会にて内部不正対策の重要性が強調されるようになり、グループ全体でのセキュリティ強化に一層励む方針を定めた。
こうした新しいセキュリティ対策を導入するには、先端技術を用いた新製品の活用が求められる。同社でも、最新技術を搭載した製品や、サードベンダー製の新製品の導入に関するニーズが高まっていた。しかし、これまで長きにわたり使用していたミドルウェア、基盤、フレームワークが老朽化しているため、新製品を適用できないという課題が浮かび上がってきた。
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