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- 2016/07/15 掲載
ソフトバンク流「地方創生」、長野県塩尻市を「インターン」で活性化?
新インターンシップの狙いを聞く
ソフトバンクの未来を担う人材が集い、育つ仕組みづくり
──まずは日下部さんの、現在の職務について教えてください。日下部氏:私は、ソフトバンクグループの後継者発掘・育成を目的とした機関「ソフトバンクアカデミア」やタレントマネジメント、次世代リーダー育成に携わっています。革新的な起業家集団をつくるというソフトバンクグループのビジョン実現に向けたリーダー輩出に、人材開発の視点からチャレンジしています。
──佐々木さんは、どういうお仕事をされているのでしょうか。
佐々木氏:私はソフトバンクに入社して以来、3年間新卒採用を担当しています。「優秀な人材とは何か?」という定義の策定から、ターゲットへのアプローチやジャッジ、入社してもらうまでのフォローを一貫して担当しています。会社の未来を担う人材を採用し、事業に結び付ける、というのが私のミッションです。
こうして新たなインターンが始まった
日下部氏:事の始まりは「地方創生協働リーダーシッププログラム」でした。
これは、塩尻市と企業(ソフトバンク、リクルート)が連携し、市が抱える課題を民間の力で解決していく、そのプロセスを通じて、社員は次世代リーダーとしての素養を高めていく、というプログラムです。結果として、参加社員にとって非常に大きな成長の場となったため、その機会を学生にも提供できるのでは、と考えるようになりました。
──インターンの前に、社員研修で同様のプログラムを行われていたのですね。でもなぜ、塩尻市だったのでしょうか?
日下部氏:塩尻市に「スーパー公務員」として民間との連携に積極的な方がいらして、その方が「市の課題解決に民間のアイデアを貸してほしい」と話されたことがキッカケでした。一方で我々ソフトバンクは、社員の成長の機会として実践の場を求めていました。両者のやりたいことが一致し、とんとん拍子に話が決まったのです。
──実施してみて、反応はいかがでしたか?
日下部氏:実際にやってみるとすごく好評で、参加した社員の成長はもちろん塩尻市役所の方々に大変感謝いただきました。体育館建設や子育て、空き家など、5つの生々しい地方行政にとっての課題があり、民間と行政が一体となり取り組んだ結果、3つのアイデアが採用され、塩尻市の正式なプロジェクトになりました。
【次ページ】ICTを活用し、地方を変えたい学生は、いざ塩尻市に集まれ!
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