フェイスブックでは、専用アプリをApp Storeで公開。ただし、現状では一部の先行企業のみが利用可能となっている。今後、フィードバックを受けて、一般公開していく方針という。

　Facebook at Workでは、既存のFacebookのサービスから完全に切り離されているものの、ユーザビリティなどが同じため、操作性をそのまま引き継げるのが強み。

　社内の情報がタイムラインに表示されたり、プロジェクト情報を共有するといった使い方を想定しているという。

　企業向けソーシャルツールでは、マイクロソフトがYammer（ヤマー）を、セールスフォースがChatter（チャター）を提供するなどして先行している。一方で、社内利用に限定されているサービスのため、リンクトインとは競合しない。

　サービスは有料提供される見通しで、広告は表示されず、ユーザーデータの収集も行われないとみられる。