パイオニアとオンキヨーが資本提携　ホームAV事業の統合目指す

　今回の発表は、パイオニア、オンキヨー、中国・香港の投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア（以下、ベアリング）が基本合意し、パイオニアとオンキヨーのAV事業統合を検討するというもの。

　パイオニアの100パーセント子会社で、ホームシアター・DVDプレーヤー・オーディオシステムなどを製造・販売するパイオニアホームエレクトロニクス（以下、PHE）の株式の一部を、ベアリングおよびオンキヨーに譲渡する。

　譲渡後のPHEへの出資比率は、ベアリングが51パーセントとし、売却金額やオンキヨーの出資比率は協議によって今後決定される。

　パイオニアとオンキヨーは、両社のブランド力や技術を活用するほか、投資ファンドのベアリングが資本参加することでの事業規模拡大を目指す。