• 2025/04/28 掲載

国際貿易・政策不確実性が主要リスク=FRB金融安定報告

ロイター

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Pete Schroeder Michael S. Derby

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が25日公表した半期に一度の金融安定報告によると、米金融システムの安定を脅かすリスクとして、国際貿易、政策全般の不確実性、米債務の持続可能性が上位に挙げられた。

調査では国際貿易を巡るリスクを最大の懸念事項とした回答者が73%に上り、昨年11月の2倍以上となった。回答者の半数は政策全般の不確実性を最大の懸念事項に挙げ、こちらも昨秋から増加した。

また、27%が米国債市場の機能について懸念を示し、昨秋の17%から増加。海外投資家による米国資産の売却やドルの価値も懸念事項として挙げられた。

FRBによると、回答者の大部分はトランプ大統領が各国に対する相互関税を発表した今月2日より前に回答を提出した。

一方、FRBはコロナ禍以降に懸念が続いていた商業不動産価格に安定化の兆しが見られると指摘した。

また、4月上旬には株式市場と米国債市場の双方で流動性が低下し、市場が逼迫したものの、両市場の秩序は保たれていると指摘した。

ただ、4月の相場下落後も資産のバリュエーションは依然として比較的高く、住宅価格も高騰していると警鐘を鳴らした。

米銀行システムは底堅さと強靭性を維持しているとしつつ、規制の緩いノンバンクに対する銀行の与信が増加し続けていると指摘。特に大手ヘッジファンドのレバレッジの高さにも注意を促した。

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