「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」は、法人向けのクラウド型Webフィルタリングサービス。今回のバージョンアップでは、「i-FILTER Server」の機能を「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」に搭載し、社外で利用するスマートデバイス、社内のデスクトップPCや不特定多数が利用する店舗利用の端末などに対応する。

　フィルタリング機能を強化し、特定のWebページを表示する際に「許可／ブロック／パスワード入力」に加え、警告画面を出す機能を搭載した。また、ヘッダーコントローラー機能を搭載。Webアクセス時のヘッダーフィールドの「追加／変更／削除」が可能になったことで、企業ドメインのアカウントでのクラウドサービス利用は許可しながら個人アカウントでの利用は制限するなどのフィルタリング設定が可能になっている。そのほか、従業員がPOST（書き込み）をした掲示板やSNS、およびファイルアップロードを行ったオンラインストレージの内容などをログとして残すPOSTログ機能を搭載。SSLサイトでもデコードした状態で保存が可能なため、従業員の不用意な書き込みや情報の持ち出しを抑制する。

　4月8日よりiOS端末用アプリケーション、5月上旬よりAndroid端末およびWindows端末用アプリケーションが提供開始される。