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IoTをはじめとした各種製品・サービスの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が増えている。こうした中、国内外で多種多様な家電製品などを販売する三菱電機は、製品のセキュリティ強化を図る取り組みに注力している。2019年4月には、製品・サービスのセキュリティ強化やインシデント発生時の対応を行う「PSIRT(Product Security Incident Response Team)」を設立した。なぜ、製品セキュリティに注力しているのか。その取り組みや成果などについて同社のPSIRTグループ責任者に話を聞いた。
情報漏えい事故を経て「セキュリティ体制」大刷新
一方、PSIRTについては2019年4月に設立。先述の情報セキュリティ統括室設立の際は、その組織下にPSIRTや、社内ITやクラウドなどを担当するCSIRT、工場を担当するFSIRTを置く体制となった。
情報漏えい事故がセキュリティ体制を大きく見直すきっかけとなったのは確かだが、それ以前から製品・サービスを取り巻くセキュリティ環境は大きく変わりつつあったと語るのは、三菱電機 情報セキュリティ統括室 セキュリティ技術部 PSIRTグループマネージャー 鈴木 大輔 氏だ。
「2016年あたりからIoTが注目されはじめ、同時に監視カメラの映像が海外のサーバで閲覧できたり、子供向けのおもちゃに話しかけた会話がすべてクラウドに送信されて録音されていたりといった事実が問題視されるようになりました。特に注目を集めたのが、IoT機器に感染してDDoS攻撃を引き起こしたマルウェア『Mirai』の事故だったと思います」(鈴木氏)
三菱電機が多く販売する家電製品も、IoT化は止められない流れだ。セキュリティリスクが高まり続け、実際に被害に遭うケースも散見されるようになった中、三菱電機はどのように対策を施しているのか。
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・三菱電機のPSIRTが取り組む「3つの領域」と「具体的な活動」
・気になる「PSIRTの成果」は?
・セキュリティは「いい塩梅が最も重要」と鈴木氏が語る真意
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