- 2012/12/04 掲載
富士通とセールスフォース、Force.comのCRM・ソーシャルデータをビッグデータ活用
一方、富士通では、ビッグデータを収集・蓄積し、データ分析や将来予測を行う基盤をクラウドで提供するサービス「データ活用基盤サービス」を昨年より提供している。本サービスは、データ活用に必要な複合イベント処理や並列分散処理、非構造データを扱えるストレージなどの機能を備えており、利用企業は、本基盤上に独自の業務アプリケーションを開発し、ビッグデータを活用した新たなビジネス構築や課題解決などに取り組むことができる。
今回、富士通のサービスとセールスフォース・ドットコムの「Force.com」を連携することで、使い勝手の良いアプリケーション開発基盤から、富士通のビッグデータの蓄積・分析機能が活用できる。

実際の導入例として、富士通は保険業界の事例を挙げている。セールスフォース・ドットコムのCRMに蓄積された顧客の契約情報や、会員制Webサービス(健康情報サービス、安全運転支援サービスなど)にたまったデータ、およびソーシャルメディアの情報を富士通の「データ活用基盤サービス」で融合・分析し、分析結果をもとに、契約者のライフサイクルや健康状態、世の中の動向などにマッチした提案を、セールスフォース・ドットコムの「Force.com」を用いて、簡単にビジュアル化し、タブレットやスマートフォンを使って顧客に提示することができるという。
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