• 2012/10/09 掲載

特許資産規模ランキング、1位・2位はNTT系、3位はマイクロソフト、4位はヤフー

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「情報通信」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「情報通信業界 特許資産の規模ランキング」によると、特許資産規模ランキングで1位となったのはNTT、2位はNTTドコモ、3位はマイクロソフトだった。
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 特許など知的財産権の評価を手がけるパテント・リザルトは9日、独自に分類した「情報通信」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「情報通信業界 特許資産の規模ランキング」をまとめて発表した。2011年4月1日から2012年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計した。このランキングにより、件数比較では見られない、特許総合力の評価が可能になるという。

 調査の結果、1位となったのはNTT、2位はNTTドコモ、3位は米マイクロソフトとなった。

photo
特許資産ランキング

 1位のNTTは、広域データ交換や光集積回路、光通信システムなどの分野に強みを持つ。注目度の高い特許には、無線ネットワーク間通信の中継に関する技術や、レーザ光を偏向するための光制御素子に関する技術などがある。

 2位のNTTドコモは、2007年以降、年間850件から900件程度の出願を継続している。注目度の高い特許には、携帯電話基地局のハンドオーバーに関する技術や、携帯電話のキー操作性向上に関する技術などがある。

 3位の米マイクロソフトは、2005年に年間895件と過去最高の出願があって以降、出願件数は減少傾向にあるが、2007年以降も年間300から400件程度の出願が継続している。ファイル管理や検索装置、機密保護などの分野に強みを持っているという。注目度の高い特許には、ウェブ上のコンテンツを安全に実行するためのシステムや、ネットワーク経由のソフトウェア配布に関する技術などがある。

 そのほか、上位10社中で前年から大きくランクを上げた企業としては、ヤフー、オプティム、FRANCE TELECOMなどが挙げられた。

 パテント・リザルトでは、ほかにも特許資産規模ランキング、情報通信 特許資産規模ランキング(全期間トップ100と2011年度トップ50)などをまとめたデータを販売している。価格は5万2500円(税込)。

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