- 2012/06/21 掲載
野村総合研究所、他社と新サービスを創る「NRI未来ガレージ」を開設
参画企業の持つニーズやノウハウと、NRIのコンサルティング、調査研究成果、システム開発技術を組み合わせることで、単独企業では思いつかない発想を生み出すとともに、それをアイデアで終わらせず、実現へとつなげていくことを目指す。
ワークショップや検討活動には、それぞれの分野で専門性を持つNRIのコンサルタントや研究員、技術者がコワークするほか、テーマによっては科学者・心理学者・アーティスト・デザイナーなど各界の有識者、専門家の参加を調整する。
また、アプリケーションのプロトタイプ作成にあたっては、一般消費者や“これから”の社会のために、本当に生み出したい価値に即したサービスを創り出すために、デザインの専門チームが、それを利用する人々の心理や認知、行動、視覚的効果を考慮したデザインを行う。
先行事例として、最新フロント技術活用とビッグデータ活用を重点テーマに、社会ニーズを模索しつつ新しい技術の活用方法を検討しているという。2012年9月に汐留シティセンター(東京都港区)ビル内に「NRI未来ガレージ」専用ルームを設置し、本年度中に10社以上の企業と新しいサービスの検討に取り組み、実証実験に進める。
また、“これから”のサービスを検討するための技術面からのアプローチとして、NRIが調査研究を通じて集めたさまざまな要素技術、製品に関する情報、アプリケーションのサンプルを整備・展示する。
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