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  • 2023/09/11 掲載

なぜメンバーを「知る」のが大事? 組織改革に「超役立つ」コミュニケーションを解説

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組織の壁を越えたコミュニケーションは、常に企業の大きな課題の1つだ。特に、リモートワークの普及によって、従業員同士のコミュニケーション不足などが表面化しがちな昨今、組織における垣根のないコラボレーションの実現は喫緊の課題とも言える。理想的な組織づくりに寄与するコミュニケーションの方法について、東京大学教授の鈴木 寛氏が解説する。
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組織の垣根を越えたコミュニケーションはどう実現すればいいのだろうか
(Photo/Shutterstock.com)

「オープン」で「ハイブリッド」なコミュニケーションとは?

 コロナ禍で多くの企業がリモートワークにシフトした結果、「従業員同士の関係が希薄になった」「メンバーの困りごとや不調に気付くのが難しい」など、組織やコミュニケーションの課題を口にする人が増えてきたのではないだろうか。

 顔を直接合わせる機会が減ったことで、立ち話や雑談が人間関係やチームのマネジメントにいかに役立っていたかを実感した人もいる一方で、こうした環境の変化に対する最適なコミュニケーションの取り方が見つけられないという組織も増えている。従前よりあった職場におけるコミュニケーション不足や人間関係の課題がリモートワークによって顕在化したと言えるだろう。

 では、浮かび上がったこうした課題とどのように向き合い、垣根のないコラボレーションを実現していけばいいのだろうか。実現におけるカギは、「オープンで本質的なコミュニケーションによるプロジェクト推進」にあると話すのが、東京大学教授・慶應義塾大学教授で、社会創発塾塾長も務める鈴木寛氏だ。鈴木氏が説くコミュニケーションの姿とは一体どのようなものなのか。

 以下の資料では、現在の環境にフィットした組織とコミュニケーションは「“オープン”と“ハイブリッド”が解」という考えの下、従来の部署ごとの縦割りを打破し、組織とコミュニケーションの課題を解決できる「競争力のあるプロジェクトの推進方法」を、鈴木氏が具体的な対応例を交えて解説する。

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