記事 製造業界 トヨタ、Preferred Networksに出資 IoT向けAI技術を共同研究 トヨタ、Preferred Networksに出資 IoT向けAI技術を共同研究 2015/12/17 トヨタ自動車とIoTのリアルタイム機械学習技術などを手がけるPreferred Networks(東京都文京区、以下PFN)は17日、主にモビリティ事業分野におけるAI(人工知能)技術の共同研究・開発を進めることを目指し、トヨタがPFNに出資することで合意したと発表した。出資金額は10億円。トヨタは2015年12月30日付で、PFNが第三者割当増資により発行する株式を引き受ける。トヨタはPFNの技術を活かして、1月にはCESで「ぶつからないこと」を学習する「分散機械学習のデモンストレーション」を実施する予定という。
記事 グループウェア・コラボレーション 導入企業のメッセージから読み解くOffice 365やマシンラーニング、Windows 10の事情 導入企業のメッセージから読み解くOffice 365やマシンラーニング、Windows 10の事情 2015/12/14 ビジネス環境の変化、ワークスタイルの変化に対応していくため、企業はどうITを活用していけばよいのだろうか。米Microsoftのジョン・ケース氏は、Office 365を実際に導入した代表的な日本企業のビデオメッセージを紹介。ヤフーの宮坂 学社長、資生堂の魚谷 雅彦CEO、日立製作所の岩田 眞次郎副社長などのメッセージから、トレンドを捉えよう。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 武田薬品 CIO オリビエ・グアン氏が語る、グローバル「デジタルビジネス」戦略 武田薬品 CIO オリビエ・グアン氏が語る、グローバル「デジタルビジネス」戦略 2015/12/03 国内最大手の製薬メーカーである武田薬品(以下、タケダ)が今、ドラスティックなグローバル化を進展している。そのかじ取り役として2014年1月にCIOに就任したのが、スイス・ネスレで10年以上CIOをつとめたオリビエ・グアン氏だ。グアン氏は、タケダが従来抱えていた課題、そしてシステムや組織の統合、デジタル活用への取り組みという3つの観点から明らかにした。予算については、固定的なランニングコストは75%以内に収まるようにし、25%をビジネス主導の優先課題に柔軟に投資できる体制を確立する考えだという。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 東大 暦本純一教授が語る、IoTの次に待ち受ける「IoA」とは何か 東大 暦本純一教授が語る、IoTの次に待ち受ける「IoA」とは何か 2015/11/26 東京大学 大学院情報学環の暦本 純一 教授は、IoT(Internet of Things)のその先には人の可能性を広げる「IoA(Internet of Ability)」の世界があると説く。同氏は、ソニーで長年にわたりARやUIなどの研究に携わり、いまもソニーコンピュータサイエンス研究所の副所長を務めている人物だ。「PTC LiveWorx Japan 2015」に登壇した暦本教授は、未来の暮らしのあり方に影響を与える自身の研究成果を披露した。
記事 データ戦略 喜連川優教授が説く「ビッグデータ2.0」、社会イノベーションのカギは何か 喜連川優教授が説く「ビッグデータ2.0」、社会イノベーションのカギは何か 2015/11/19 膨大なデータを管理し、新たな価値を創出する「ビッグデータ」という考え方は、商業的価値の創出を第一フェーズとすると、第二フェーズ、すなわち「社会価値の創出」に移行しつつある。「ビッグデータ2.0」というキーワードを提唱する、国立情報学研究所 所長で東京大学 教授の喜連川 優 氏が、日本ならではの独自資源を活かした、新たなイノベーション創出の可能性について語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「ザ・セカンド・マシン・エイジ」、ムーアの法則に人がついていけない時代が到来か 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(68) 「ザ・セカンド・マシン・エイジ」、ムーアの法則に人がついていけない時代が到来か 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(68) 2015/11/18 2年ごとに処理能力が倍増する「ムーアの法則」は半世紀以上も健在だ。この倍々ゲームは時間の経過とともに途方もない威力を発揮する。「工業の時代」の技術進歩は、確かに社会を豊かにしてきた。だが、その蓄積が膨大なレベルに達した「情報の時代」には、その変化に人がついていけない懸念も生まれている。技術と競争するのではなく、「技術を活かす人材力」とは何か、国家百年の計である教育をめぐる議論を踏まえて考えてみよう。
記事 経営戦略 人工知能は人類を「破滅」に導くのか? ガートナーが語る「マイナスの」影響力 人工知能は人類を「破滅」に導くのか? ガートナーが語る「マイナスの」影響力 2015/11/17 IoTでモノがスマート化し、人工知能(AI)を搭載したスマート・ロボットが登場しはじめ、「プログラム可能な経済」が進展している。一方で、半導体の演算性能が指数関数的に向上し、マシンの知能がある一定のレベルを超えて進化と学習を遂げることにより、ある日、アルゴリズムが暴走し、社会にマイナスの影響をもたらす可能性が懸念されている。ガートナー リサーチ バイスプレジデント 兼 最上級アナリストのジェイミー・ポプキン氏が、テクノロジーの「破壊的影響力」がもたらす可能性について語るとともに、「プログラム可能な経済」の新しいテクノロジースタックを図示した。
記事 設備投資 トヨタ社長「人工知能とビッグデータで新産業を創出」 10億ドルで「TRI」を設立 トヨタ社長「人工知能とビッグデータで新産業を創出」 10億ドルで「TRI」を設立 2015/11/07 トヨタは2016年1月、米国シリコンバレーのパロアルトに新たな研究・開発拠点「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE(TRI)」を設立する。今後5年間で10億ドル(約1,200億円)を投資する考え。
記事 AI・生成AI メタップス CEO 佐藤 航陽氏が予測、人工知能(AI)が社会に何をもたらすか? メタップス CEO 佐藤 航陽氏が予測、人工知能(AI)が社会に何をもたらすか? 2015/10/07 2015年8月に東証マザーズに上場したばかりの注目ベンチャー企業メタップスは、アプリ収益化プラットフォーム「Metaps」をはじめとした、検索エンジン、ソーシャルメディア、Eコマースなどのマーケティング分野を中心に事業を展開している。メタップス CEO 佐藤 航陽氏は、シェアリングエコノミーやビットコインといった新たなテクノロジーが社会にもたらすさまざまな変化を予測している。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 人工知能にとって美とは何か? 人工知能ビジネス活用の現在と未来 人工知能にとって美とは何か? 人工知能ビジネス活用の現在と未来 2015/10/01 YouTubeの動画を見て猫の画像を認識するようになったグーグルの開発した人工知能、プロの棋士に勝った将棋の人工知能、人工知能によるクルマの自動運転……等々。ここのところ、人工知能(AI)をめぐるトピックが話題だ。一昔前のSFの世界が、現実になりつつあるようにも思える。「『2001年宇宙の旅』のHAL 9000は実現できる」と主張する元グーグル日本法人名誉会長 村上 憲郎氏、現実のビジネスで人工知能を使ったソリューションを開発・提供しているUBICの最高技術責任者 行動情報科学研究所 所長の武田 秀樹氏に、人工知能の過去、現在、未来を存分に対談してもらった。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 「AI人間駆逐論」は乱暴すぎる──AI技術を業務フローに組み込み、最高の生産性を 「AI人間駆逐論」は乱暴すぎる──AI技術を業務フローに組み込み、最高の生産性を 2015/09/08 人工知能(AI)が注目を増している。その背景の1つには、高度なディープ・ラーニング(深層学習)が実用化されつつあることがある。かつて非力だったCPUパワーの圧倒的な向上や、メモリやディスクの大容量化、そして何よりビッグデータの流通が、AIの進化を後押しているのだ。メタデータの野村 直之氏は、NEC時代にMIT人工知能研究所でマービン・ミンスキー氏らと仕事を共にし、ジャストシステムにて知識検索システム「ConceptBase」の文章要約エンジン(サマライザー)を開発するなど、自然言語処理の研究を一貫して続けてきた大家の一人だ。同氏は「現在のビジネスシーンでは、人間とAIが得意な領域で協調することで、最高の生産性と最適化を実現する業務フローに組み換えていく必要がある」と指摘する。
記事 データ戦略 7/31(金)開催 「日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか」スペシャルレポート 7/31(金)開催 「日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか」スペシャルレポート 2015/09/07 ものづくり大国ドイツが、ITを利用した産業革命「インダストリー4.0」に国をあげて取り組んでいる。一方アメリカでは、GE社が主導して「インダストリアル・インターネット」を提唱、製造業の新しいスタイルを確立しようしており、日本の製造業はすでに5年の遅れを取っていると言われている。日本企業はこうした世界的な潮流に対しどう対処すべきなのか。2015年7月31日 日立ソリューションズ主催で名古屋で開催されたセミナー「日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか~グローバルで真の『つながる』『見える化』を実現する為に」では、100名近い製造業の担当者が参加し、インダストリー4.0を巡るドイツやアメリカの最新動向の紹介と、日本製造業がどう対処すべきかについての講演が行われた。
記事 人件費削減・リストラ ビズロボ 大角暢之 社長に聞く、事務処理はすべてロボットに置き換わるのか ビズロボ 大角暢之 社長に聞く、事務処理はすべてロボットに置き換わるのか 2015/09/04 AI(人工知能)や機械学習、そしてそれを備えた「ロボット」に対する期待が高まっている。すでに工場ではFA(ファクトリーオートメーション)の領域で積極的に活用されてきたが、一方で「間接部門やサービス部門には非効率的な業務が数多く残されている」と語るのが、ロボットアウトソーシングサービス「ビズロボ(Biz Robo)」を手がけるビズロボジャパン 代表取締役社長の大角暢之氏だ。ロボットは間接部門やサービス部門の業務にどのような影響を及ぼすのか。大角社長に話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 デロイト、ベンダーフリーでビジネス指向の「サイバーインテリジェンスサービス」開始 デロイト、ベンダーフリーでビジネス指向の「サイバーインテリジェンスサービス」開始 2015/09/02 デロイト トーマツ リスクサービスは、24時間365日のセキュリティ脅威分析を行う「サイバーインテリジェンスサービス」を9月28日から提供すると発表した。「サイバー脅威を個々の技術的な問題だけでなく、ビジネスの問題として扱う」(デロイト グローバルサイバーリスクサービス リーダー テッド・デザバラ氏)という。2020年までに10億円規模の売り上げを目指す。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ネスレ日本 高岡浩三社長「IoT・AI時代には従来の産業構造は意味をなさなくなる」 ネスレ日本 高岡浩三社長「IoT・AI時代には従来の産業構造は意味をなさなくなる」 2015/09/02 ネスレ日本は、190ヵ国以上でビジネスを展開するグローバル企業のネスレグループにおいて、「ジャパン・ミラクル」と呼ばれるほどの成長と高利益率を実現している。ネスレ日本 代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏は、高齢化が進む日本市場での成長の原動力を「21世紀型のマーケティング」にあると明かす。
記事 金融業界 みずほ銀行 齊藤哲彦 専務が語るFintech戦略、「非対面での先進性No.1目指す」 みずほ銀行 齊藤哲彦 専務が語るFintech戦略、「非対面での先進性No.1目指す」 2015/08/31 国内外に900拠点を構えるみずほ銀行を中核として、信託や証券も擁するみずほフィナンシャルグループ。同行は現在、店舗へのロボット配置やコールセンターでのAI技術の活用といった先進的な取り組みを開始している。みずほ銀行はいかにして新たな金融サービスを顧客に提供していくのか、みずほフィナンシャルグループ 執行役専務の齊藤哲彦氏が、次世代の金融機関像、そしてFintechによるイノベーション創出について語った。
記事 経営戦略 ソフトバンクイノベーションプログラム、次世代CDN「Fastly」と組んだ狙いとは ソフトバンクイノベーションプログラム、次世代CDN「Fastly」と組んだ狙いとは 2015/08/19 新しいテクノロジーが今までのビジネス価値やビジネスモデルを破壊し、新たな枠組みを創造する「創造的破壊」の時代が到来している。SoftBank World 2015に登壇したソフトバンク 代表取締役社長 兼 CEOの宮内 謙氏は、ロボット開発者でグーグルの未来指向の研究所「グーグルX」立ち上げにも携わったセバスチャン・スラン氏の「新しいテクノロジーの破壊力の前に安全なビジネスモデルはない」という言葉を引用し、最先端のテクノロジーがどう社会を変えていくかを語った。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング 人工知能IBM Watsonは「無限の学習能力」を活かして問題を解決する 人工知能IBM Watsonは「無限の学習能力」を活かして問題を解決する 2015/08/17 さまざまなデバイスがネットワークにつながり、膨大なデータを生成する世の中が到来しようとしている。人間が消費することのできるスピードをはるかに超えて生成され続けるデータを分析して「情報」に変化させ、さらに情報に意味を持たせ「ナレッジ(知識)」に昇華させていく、そのためのプラットフォームを提供していくことが、IBMが提唱する情報革命の正体だ。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング LINE公式アカウントに実装、日本マイクロソフト開発の人工知能「りんな」とは何か? LINE公式アカウントに実装、日本マイクロソフト開発の人工知能「りんな」とは何か? 2015/08/07 LINEは7日、日本マイクロソフトが開発・提供する人工知能「りんな」を使った人工知能(AI)型のLINE公式アカウントを提供すると発表した。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング なぜソフトバンクはPepperに「ディープラーニング」を搭載したのか なぜソフトバンクはPepperに「ディープラーニング」を搭載したのか 2015/08/07 情報武装により自社の成長戦略が描けるかどうかが企業成長の鍵を握る時代となった。ソフトバンクグループ 代表取締役社長の孫 正義氏は、「情報武装に基づく成長戦略という“情報革命”が、企業のこれからの成長を牽引する。これは、IT産業だけでなくあらゆる産業で言えることだ」と述べた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ソフトバンク 孫正義 社長、今後はIoT、AI、スマートロボットの3分野に注力 ソフトバンク 孫正義 社長、今後はIoT、AI、スマートロボットの3分野に注力 2015/07/30 ソフトバンクグループ 孫正義 代表取締役社長は30日、「SoftBank World 2015」において、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)、スマートロボットの3つに注力していくと語った。
記事 金融業界 三菱東京UFJ銀行が「生き残りにデジタルイノベーションが必須」と考えるワケ 三菱東京UFJ銀行が「生き残りにデジタルイノベーションが必須」と考えるワケ 2015/07/09 「我々が生き残っていくためには、デジタルイノベーションを推進していくことが必要不可欠だ」と語るのは、三菱東京UFJ銀行 デジタルイノベーション推進部 プリンシパルアナリストの柴田誠氏だ。メガバンクの一角がここまで危機意識を訴えるのには理由がある。金融とITを融合した「Fintech」の台頭により、金融業界のあり方そのものが大きく変化しているからだ。同行は5月、これまでの「IT事業部」を「デジタルイノベーション推進部」へと改称。ロボットや人工知能、バーチャルエージェントなどに積極的に取り組んでいるほか、Fintechそのものも取り込んでいこうとしている。
記事 ロボティクス 「人間らしくしすぎない」Pepper開発者が打ち明ける、ロボット作りを成功させた逆転発想 「人間らしくしすぎない」Pepper開発者が打ち明ける、ロボット作りを成功させた逆転発想 2015/06/22 感情認識ヒト型ロボット「Pepper」。2月に発売された開発者向け初回生産分は、申し込み開始から1分間で完売するほどの人気ぶりだった。そして6月20日、いよいよ一般販売が始まった。ロボットというだけならばすでにさほど珍しくもなくなった時代に、Pepperは熱い注目を浴び続けている。Pepperは他のロボットとどう違うのか? どんな発想によって成功させたのか? このプロジェクトで開発を率いる、Pepperの父親とも言うべき人物、ソフトバンク ロボティクスの 林 要 氏に話をうかがった。
記事 IoT・M2M・コネクティブ マイケル・ポーター教授が語る、IoT時代の競争戦略 IoTによる変革の本質は何なのか マイケル・ポーター教授が語る、IoT時代の競争戦略 IoTによる変革の本質は何なのか 2015/06/01 「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」によってもたらされる変革は、IT業界の“第3の波”となりそうだ。ハーバードビジネススクール教授のマイケル・ポーター氏は「IoTが革命的なのは、すべてのモノがインターネットに接続したことではなく、(ネットワークへの接続で)“モノの本質”を変化させたことだ」と断言する。では、モノの本質が変化したことで、既存のビジネスはどのような影響を受けるのだろうか。また、どのようなイノベーションが生まれるのだろうか。
記事 経営戦略 村井 純氏が語るインターネット前提時代、2045年に訪れる「シンギュラリティ」とは何か? 村井 純氏が語るインターネット前提時代、2045年に訪れる「シンギュラリティ」とは何か? 2015/04/17 いまや、インターネットが前提の社会になりつつある。すべての人やモノがインターネットにつながり、そのうえにビッグデータが流れている。慶應義塾大学 村井 純氏は、IoTやディープラーニング、オンライン動画配信サービス会社のネットフリックスの事例などを交えて、コンピュータが全人類の知性を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)にいかに対応していくべきか語った。
記事 AI・生成AI 人工知能、機械学習ブームの時代、人が生き残るために必要なのは「例外に対処する力」 人工知能、機械学習ブームの時代、人が生き残るために必要なのは「例外に対処する力」 2015/04/10 ビジネスの世界では「人工知能」というキーワードをよく見かけるようになった。この人工知能のひとつが「大規模データ解析」の賜物である、「機械学習」を応用しているものだ。実はこの「機械学習」は、本当に知能と呼べる代物なのかというと、なんともよくわからない。人間の思考と人工知能のあり方の違いを考えることで、「これからの社会を生き抜くのに必要な力」が見えてくる。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 基幹システムが足かせ、再生の方法は?日本のCIOが注目すべき3つの方向性を解説 基幹システムが足かせ、再生の方法は?日本のCIOが注目すべき3つの方向性を解説 2015/03/03 デロイト トーマツ コンサルティングは、CIO(最高情報責任者)やIT関連の意思決定者が把握しなければならないイノベーションと最新のテクノロジーについてまとめた「Tech Trends 2015(日本版)」を、報道関係者向けに発表した(一般公開は3月中頃)。グローバル版の調査を担当した米デロイトコンサルティングのマーク・ホワイトCTOは、今後「CIOには最高インテグレーション(統合)責任者としての役割が増す」と指摘。日本版の取りまとめを行うデロイト トーマツ コンサルティング の安井 望 執行役員は、日本企業ではビジネスに貢献できるITの構築において「基幹系システムが足かせとなっている」として、早急な対応を求めた。
記事 人材管理・育成・HRM ソフトバンクの現役プレゼン担当者が明かす、プレゼンの極意 ソフトバンクの現役プレゼン担当者が明かす、プレゼンの極意 2015/02/26 ソフトバンクは、現役の社員自身が講師を務めるという、一風変わったグループ向け研修プログラム「ソフトバンクユニバーシティ認定講師(ICI※)制度」を導入している。その中で今回は、同社の決算発表やイベントにおけるプレゼンテーション(以下、プレゼン)の資料作りを担当し、プレゼンのスキルアップ講座で講師を務めるソフトバンク 社長室 石黒 真氏に、プレゼン能力向上の意義や上達のポイントなどをうかがった。 ※ Internally Certified Instructor
記事 IoT・M2M・コネクティブ 村井純氏が語るIoTの衝撃、デジタルファブリケーションは社会に何をもたらすか 村井純氏が語るIoTの衝撃、デジタルファブリケーションは社会に何をもたらすか 2015/02/09 いまや世界のインターネット人口は40億人を突破し、その利用率も40%を上る状況だ(2014年、ITU調べ)。そのような中、超低価格な量産電子部品などが登場し、IoTの世界が到来しつつある。さらにネット上にアップされた無限のデジタルデータが活用され、グローバルな流通に変化をもたらす可能性も出てきた。慶應大学の村井純氏は「これからは本当に何でもインターネットにつながることを前提にした“インターネット前提社会”が訪れることを考えたほうがよい。近い将来、IoTとデジタルファブリケーションが結びつき、社会に大きなインパクトを与える時代が訪れるだろう」と述べ、IoTが切り拓く近未来のエキサイティングなイノベーションの可能性について予言した。