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- 2021/09/26 掲載
明日の仕事がつらすぎる……ちょっとだけ心が軽くなる名言4選
頼れるときは頼ってしまえばいい
世の中ってオレより頭のいい人のほうが多いんだ。
──高田純次
すごく当たり前のことを言っているようですが、これぐらいはっきりと口にした人は少ないと思います。“適当男”と呼ばれるタレント、高田純次だからこそ言える言葉なのかもしれません。彼の著書『適当手帳』からの一節です。
これぐらいの気持ちで開き直ってしまえば、怖いものもなくなるでしょう。ただ、謙虚になればいいというわけではありません。謙虚ながらもしたたかに、「頭のいい人」たちを利用する。上司、同僚、場合によっては部下にだって、頼るべきところは頼ってしまいましょう。
「逃げて怒られるのは人間くらい」
逃げて怒られるのは 人間ぐらい
ほかの生き物たちは 本能で逃げないと 生きていけないのに
どうして人は 「逃げてはいけない」 なんて答えに
たどりついたのだろう
──森田真由
これは2016年7月28日の「産経新聞」に掲載されていた、13歳の少女による詩の一節です。発表されると、インターネットで大きな話題となりました。
かつては「石の上にも3年」などと言われましたが、今の時代はどうしても仕事がつらければ、逃げ出さなければいけないこともあります。
たとえば、「ブラック企業」と呼ばれる会社は、人の尊厳を踏みにじり、人を使い捨てることを良しとして利益を追求しています。そんな場所で頑張って耐えていても、何もいいことはありません。ブラック企業ではなくても、ハラスメントが横行していたり、明らかな低賃金だったりする職場で、無理をして働き続けることはありません。
メンタルが壊れてしまえば、回復までに数年を要することになり、人生に悪い影響を与えることになります。
何事も簡単にあきらめてはいけませんし、努力することも必要ですが、「逃げてもいい」という選択肢を持っておくことも大切だと思います。
【次ページ】心理学の巨匠アドラーが唱えた、苦しみから抜け出すたった1つの方法
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