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東京ゲームショウ2016が開幕した。今年は「VR(仮想現実)元年」と呼ばれるなど、VRが大きな注目を集めており、基調講演でもバンダイナムコ、カプコン、セガらコンテンツメーカーのキーパーソンが登壇して同市場の展望を語った。VRでは、仮想的な3D空間を体感できるため、ゲームなどのエンターテイメント分野のほか、教育、医療、業務支援などの分野への活用の可能性も期待されている。
37の国と地域から過去最高の614社が出展
米E3や独Gamescomとならぶ世界3大ゲームイベントの一つ、東京ゲームショウ2016が15日、幕張メッセで開幕した。20周年目の今年は、37の国と地域から614社(国内269社、海外345社)が出展。昨年の480社を大きく上回り、過去最高となった。
今回、特に注目を集めるのがゴーグル型端末「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」を装着して楽しむ「VR(仮想現実)」だ。全1523タイトルのうち、VR関係は110点にのぼったほか、今回初めて設置された「VRコーナー」には6つの国・地域から35社が出展した。
10月13日にはソニーが「PlayStation VR(以下、PS VR)」を発売予定で、同時期にホラーゲーム「バイオハザード 7」や、バーチャルアイドルのライブを楽しめる「初音ミク VRフューチャーライブ」などのゲームタイトルが発売される。
プラットフォーマーとして、VR市場を牽引するソニーは、さまざまなコンテンツをPS VRに結集する。グループ企業のソニー・ミュージックレーベルズと共同で、所属しているアーティスト「L'Arc~en~Ciel」とゲーム「バイオハザード」のコラボ企画を実施。共同でVRのミュージックビデオを制作した。ほかにも、ドラマ、ドキュメンタリーなど、さまざまな体験を提供する考え。すでに4000万台以上の出荷実績を誇るPS4において、今後は非ゲーマー領域を取り込む狙いがある。
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