徳島大学病院では、主に電子カルテや医療画像の閲覧、簡易的な診療情報や業務内容の入力などのために、各部署に計250台のiPadを導入している。同院は今回、患者の医療情報を扱うため、iPad導入にあたっては院外への持ち出しを制御するデバイス管理が必須と考え、モバイルデバイス管理（MDM）ツールの導入を検討した。


　その結果、特定のデバイスメーカーやOS・アプリケーションベンダーに依存せず、今後導入が予想される様々なプラットフォームに対応できるというトレンドマイクロのTMMSを採用した。

　TMMSの導入により、2013年5月の運用開始以降、病院のセキュリティポリシーに反したモバイルデバイスの院外持ち出しが監視可能に。また、ブラウザや画面キャプチャ機能などの不要機能は管理画面を通じて設定情報を一括適用することで、管理負荷を軽減できるという。