- 2013/07/16 掲載
新生銀行とCCC、金融サービスでTポイント付与 顧客基盤の拡大図る

新生銀行グループのアプラスでは、既にCCCとクレジットカードに加え、ショッピングクレジット、オートクレジット、家賃決済などにおけるTポイントサービスで広範に提携しており、CCCとの提携カードの発行枚数は約500万枚にのぼる(5月末現在)。
今後は、アプラス発行のクレジット機能付きTカードを有する500万人の会員をはじめ、T会員に対し、Tポイントサービスと新生銀行グループの金融商品を組み合わせた、新たな金融商品やサービスの開発・提供も検討するという。
新生銀行では、平成25年4月からスタートした第二次中期経営計画において、新生銀行グループ各社の商品・サービスをニーズに合わせて自由に利用できる顧客の拡大を目指している。今回の提携はその実現に向けた重要な戦略提携と位置づけ、新生銀行グループによるTポイントサービスを質、量ともに拡充し、同グループの商品・サービスの利用者の増加につなげていくという。
また、CCCでは、今般の業務提携により、比較的取引金額が高額となる金融商品・サービスをTポイントの対象とすることで、T会員に対してTポイントが貯まりやすい環境の拡大を図っていく。
なお、現在のポイントカード事業では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ子会社のTポイント・ジャパンと、三菱商事子会社のロイヤリティ マーケティングが市場を二分している状況にある。
表1 TポイントとPontaの比較 | ||
Tポイント(2012年10月末) | Ponta(2012年11月末) | |
プログラム運営会社 | Tポイント・ジャパン (カルチュア・コンビニエンス・クラブ子会社) | ロイヤリティ マーケティング (三菱商事子会社) |
ポイントの開始 | 2003年 | 2010年 |
会員数 | 4,229万人 (累計発行枚数1億3,000万枚以上) | 5,000万人以上 |
提携企業数 | 91社 | 56社 |
加盟店数 | 4万9734店舗 | 4万店以上 |
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