- 2013/05/21 掲載
住友商事とNEC、ミャンマーで通信インフラ構築 無償ODAによる「通信網緊急改善計画」
ミャンマーでは今後の経済発展に欠かせない通信インフラの整備および、国民生活におけるコミュニケーションの基盤とも言える固定電話、携帯電話、インターネットの普及は周辺国と比較して遅れており、回線も品質の改善が求められている。同国政府からは特にヤンゴン、マンダレー、ネピドーの各都市やその都市間における通信インフラの緊急改善支援について、日本政府に対し強い要請があったという。
この要請に答える形で2012年12月28日に日本とミャンマーの両政府間で交換公文が、独立行政法人国際協力機構(JICA)とミャンマー間で贈与契約が締結され、17.1億円の政府開発援助(ODA)が約束された。
契約締結後すぐにシステム構築を開始し、2013年11月末までには全てのシステムの構築を完了、12月から2014年1月中旬にかけ運用支援を行う予定。
本計画により構築する通信インフラは、ヤンゴン、マンダレー、ネピドーの都市間を結ぶ伝送容量30Gbpsの高速・大容量な基幹光通信網、各都市内でLTE通信、固定電話、インターネット通信を各10Gbpsで実現する市内光通信網となる。
これらにより、LTE通信 約4万加入者、固定電話 約150万加入者、インターネット通信 約100万加入者が同時に利用できるインフラを実現する。なお、LTE通信システムにおいては、3都市合計で、LTE基地局50カ所を設置する。
住友商事とNECは本通信インフラ構築により、今年末に予定されている東南アジア競技大会(SEA Games)、2014年のASEAN議長国就任などにおいても円滑な情報通信を可能にすることで、これらのイベントにおいて同国の高い国際的プレゼンスを示す一助となるべく、速やかな案件完了を目指すという。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
投稿したコメントを
削除しますか?
あなたの投稿コメント編集
通報
報告が完了しました
必要な会員情報が不足しています。
必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。
-
記事閲覧数の制限なし
-
[お気に入り]ボタンでの記事取り置き
-
タグフォロー
-
おすすめコンテンツの表示
詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!
「」さんのブロックを解除しますか?
ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。
ブロック
さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。
さんをブロックしますか?
ブロック
ブロックが完了しました
ブロック解除
ブロック解除が完了しました