- 2014/11/27 掲載
日本IBM、新メールソリューション「IBM Verse(バース)」を発表 MS・グーグル対抗
また、モバイル環境やWeb環境向けのユーザー・インターフェースについては、1億ドル以上を投資したデザインを採用する。従来はさまざまなツールに散らばっていたデータや情報を集約することで、迅速な対応が可能になるという。「組織内外のあらゆる関係者と2回のクリック以内でタスクの割り当てやチームの知見をブログ投稿などで共有できる」という。
「IBM Verse」は、IBMが50社以上の顧客の経理、営業、マーケティング、ソフトウェア・エンジニア担当者やビジネス・パートナーから寄せられた意見をもとに開発した。ユーザーが検索する特定の情報を、受信メール、その他のあらゆる種類のコラボレーションの履歴、コンテンツから抽出して取得できるファセット検索機能を実装しているという。
IBM Verseは、2015年第1四半期に出荷を開始する予定。より詳細なサービス内容などは、2015年1月25日に米国オーランドにて行う IBM ConnectED 2015 にて発表する。
クラウド型のメール市場では、特に大企業向けでマイクロソフトのOffice 365とグーグルのGoogle Appsの「2強状態」にある。中でも「今年に入って大手企業は圧倒的多数がマイクロソフトを選ぶようになっている」(ガートナー志賀嘉津士氏)といい、IBMは新メールソリューション「IBM Verse」で巻き返しを図る。
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