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富士通は、グループ社員11万人のコラボレーションを加速する目的で、新コミュニケーション基盤を構築した。
富士通が手がけるソリューションビジネスでは、的確なソリューションを提案・実現するために、異なる強みを持つ富士通のグループ各社、各部門がスムーズに相互連携することが必要不可欠となっていた。しかし、グループ規模の拡大によりグループ各社、各事業部門の連携が難しくなり、会社・事業部門を越えた取り組みが遅れていたという。
また、提案活動やプロジェクト遂行における成功・失敗要因や開発上の工夫などのノウハウも、メール中心のコミュニケーションでは限界があった。
そこで、企業内SNS(Sitrion Social Site)を全社レベルで本格導入することが決定した。
この導入を手がけたのは、マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社であるアバナード。同社は、これまで蓄積したSharePointとの連携ノウハウから、グローバルの資産・機能、企業内SNS導入目標の明確化や活用促進の方法論も駆使し、Sitrion Social Siteの導入を手がけたという。
これにより、富士通では会社横断チームでの協働作業が容易になり、グループ社員の一体感も醸成されるという効果が得られた。グループ各社がワンチームとして動く文化から、新たなイノベーションが生まれる機運も高まっているという。
富士通では2015年5月現在、国内においては企業内SNS基盤の導入を完了し、海外グループ会社5万数千人に対しても展開を進める構えだ。
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