- 2025/04/25 掲載
原油先物は小幅上昇、週間では下落へ
[25日 ロイター] - アジア時間の原油先物価格は、小幅上昇している。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスによる増産やウクライナ戦争の停戦の可能性で供給が増加する可能性を背景に、週間では下落する見通し。関税を巡る米国の相反するシグナルも相場圧迫の材料とされている。
0001GMT(日本時間午前9時01分)時点で北海ブレント先物は0.05ドル高の1バレル=66.60ドル。週間では2%安となる見通し。
米WTI先物は0.06ドル高の62.85ドル。週間では2.9%の下落が見込まれる。
ロシアのラブロフ外相はCBSのインタビューで、米国とロシアはウクライナ戦争終結に向け正しい方向に進んでいるが、いくつかの具体的な要素についてはまだ合意に至っていないと述べた。
停戦と制裁緩和はロシア産原油が世界市場にさらに流入する可能性を意味する。ロシアは米国とサウジアラビアと並び世界有数の産油国の一つ。
トランプ米大統領は24日、ロシアがウクライナの首都キーウに大規模攻撃を行ったことを受け、ソーシャルメディアに「ウラジーミル、やめろ!」と投稿した。
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