M&Aが台無しになる? Microsoft 365 導入企業がやりがちな「テナント統合」の失敗例
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M&Aやグループ企業統合の成功に必要な要素とは?
コロナ禍の影響で、M&Aやグループ企業の統合が増加している。その背景には、経営環境の急激な変化に対応するため、事業ポートフォリオを見直す動きがある。特に海外ではこの傾向が顕著だ。加えて国内では、経営者の高齢化や人材難も企業統合を後押しする要因となっている。ただし、異なる企業の統合は容易ではない。ある調査によれば、M&Aの7~9割は失敗するというデータもあるほどだ。原因は大きく3つ考えられる。
1つはシナジーへの過大評価だ。買う側も買われる側も、M&Aによって1プラス1以上の価値が生まれることを期待するが、現実には期待したシナジーが得られるケースは少ない。2つ目はカルチャーの違いの過小評価だ。企業文化の違いは、予想以上に統合の障壁となる。3つ目は、上記2つの事前評価が難しいことだ。特にM&A前に実施されるデューデリジェンスが不十分もしくは性急すぎて十分な情報がないまま統合を進めると、失敗の確率が高まってしまう。
そうは言っても、M&Aが重要であることは変わりない。経営戦略を統合し、異なるプロセスやシステムを統合し、さらに人を統合することに成功すれば、企業は大きく飛躍できる。ただし、そこで重要になるポイントが「統合のスピード」だ。そもそもM&Aは時間を買う戦略だ。したがって、統合に時間がかかってしまってはM&Aの価値が薄れてしまう。そして、その統合のスピードを大きく左右するが、Microsoft 365のテナント統合である。統合によるシナジーを生むために、なぜMicrosoft 365のテナント統合が重要になるのか。
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