- 2014/08/11 掲載
ヤフーが「HealthData Labプロジェクト」を10月開始 遺伝子解析サービス提供へ
ヤフーでは現在も、第2弾モニターとして5000人を募集している。2年以上にわたって健康調査に協力できること、「Yahoo! JAPAN ID」を持っていることなどの条件を満たせば応募可能で、当選者には唾液採取キットの代金、送料、解析費用をヤフーが負担し、通常数万円かかるゲノム解析を無料で体験できるという。
解析項目は、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、肥満といった「病気のリスク」や、血圧、肝機能の指標といった「体質」から約120項目をカバーする。プロジェクト参加者からのフィードバックが蓄積されることで、ゲノム解析の研究の精度が高まるため、新たな解析結果が明らかになった場合は都度枚ページで知らされる。解析結果は、2014年10月以降Yahoo!ヘルスケアのマイページで閲覧可能。
競合となるサービスでは、DeNAが8月に遺伝子検査サービスの「MYCODE」を提供するほか、エムティーアイ子会社のDearGeneが「がん+生活習慣病遺伝子解析キット」を販売するなど、遺伝子解析をサービス化するIT企業が増えている。
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