今回富士通が発表した新コンタクトセンターシステムでは、SNSを活用したQAサービスを強化。SNSと顧客情報を連携させるためセールスフォース・ドットコム（以下、セールスフォース）のクラウドサービスを、富士通の業務系システムと連携させた。


　これにより、SNSからの「FMVシリーズ」に関するつぶやきや疑問に対して、顧客データベースと照らし合わせることで顧客個人の状況に合わせたサポートサービスを提供可能になるという。

　クラウドサービス利用にあたっては、顧客情報の暗号化、セールスフォースのデータセンターと富士通のシステムとの間を専用線接続し、安全性とレスポンスの速さ向上を図った。

　富士通では今後、大規模コンタクトセンターシステムのクラウドサービスを活用した構築・運用ノウハウを他企業にも展開していく考え。