- 2014/01/24 掲載
NECネッツエスアイ、スマホに店舗情報をプッシュ型で配信 Wi-Fi活用で投資少なくO2O

また、配信コンテンツの作成・変更についても、他社サービスでは文字情報のみなど簡易的なコンテンツが多い中で、NESICの提供するサービスはクラウド型で提供され、CMS(コンテンツ管理システム)テンプレートを使用できる。そのため、店舗運営者自身でスマートデバイスやPCなどから簡単に画像などを使った詳細コンテンツが制作できるという。
なお、本サービスでは位置情報や個々の端末を特定できる情報が必要ないため、サービス利用者のプライバシーが保護される。
さらに、移動するアクセスポイントでも情報が配信できるため、宣伝カーやバスなどの移動車両にアクセスポイントを搭載して、スマートデバイスを持つ周辺のサービス利用者に対してコンテンツを配信するなど、様々な用途に活用できる。
昨今、Wi-Fiなどのモバイルインフラを使って、店舗の情報やクーポン等の情報をプッシュ型でサービス利用者に情報配信する「O2O(オンラインtoオフライン)マーケティング」サービスが注目されている。しかし、O2Oサービスを実現するためには、設備の初期投資や配信コンテンツ(店舗情報、クーポンなど)の作成・更新の手間などが必要となり、導入を躊躇している企業も多いという。
NESICでは、商業施設やショッピングセンターの各店舗、エスカレーター乗降場やフードコート周辺、自治体の観光地Wi-Fiサービスや、キャリアのシティ(ストリート)Wi-Fiサービス、鉄道の駅や空港などの出入口、バス停留所や現在乗車しているバス車内、イベント会場、テーマパークや展示会場なでの利用を見込む。
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