- 2013/10/10 掲載
ソフトバンク、M2M活用を支援「ソフトバンク M2M ソリューション プログラム(SMSP)」
「SMSP」では、ソフトバンクモバイルおよびウィルコムの回線をコアに、各サービスレイヤーにおけるM2Mアライアンス・パートナーとのエコシステムにより、企業のM2Mシステムの構築および運用を総合的に支援する。
「SMSP」の主なサービスは大きく7つ。
1つめは、M2Mセンサーネットワークの提供。センサー機器同士をつなぐエリア ネットワーク構築のサポートのほか、通信モジュールやモデム機器の調達までを行う。
2つめは、M2Mコネクティビティの提供。センサーネットワークとサーバをつなぐ回線について、モバイル回線およびIP-VPNによるセキュアなデータネットワークから最適な環境を提供する。また、グローバルにおけるコネクティビティについては、国際ローミングサービスによって約200カ国・地域に対応する。
3つめは、M2M SIMマネジメント。グローバルでのM2Mソリューションに必要な回線管理機能を提供する。これにより、企業側から回線のサービス状態の確認のほか、サービスのアクティベーションや停止、通信履歴のレポート機能を提供する。
4つめは、M2Mアプリケーションサービス(SaaS)。M2Mセンサーネットワークから収集されたデータを加工し「見える化」するためのアプリケーションやセンサー機器を制御するためのソフトウェア、レポート生成などをクラウド型アプリケーションサービスとして提供する。
5つめは、ビッグデータM2Mクラウド(PaaS)。広範囲なM2Mセンサーネットワークを介して収集・蓄積された膨大な情報(ビッグデータ)を、企業のニーズに応じてクラウド型プラットフォームで分析・解析しフィードバックする。
6つめは、カスタマーサポート。サービス提供に必要不可欠な通信機器のキッティングやデリバリー、ネットワークの保守・サポートサービスやB to Cのコールセンターの受託業務などを提供する。
7つめは、課金・請求。決済代行サービスの提供により、課金・請求・回収の業務を代行する。
IDC Japanの調査によれば、2012年度の国内M2M関連収益は前年比で10~20%ほど成長しているという。
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