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DXやデジタル化の取り組みにより、企業がやり取りするデータが爆発的に増大している現在。中でもIoTデバイスの増加は、その大きな要因だ。そこで注目されているのが、データの発生場所でデータを処理するエッジコンピューティングである。IoT/エッジコンピューティングの最新動向と実現への課題、解決へのアプローチを解説する。
IoT普及でデータ量は「爆増」
そして、それを象徴する現象がインターネットにつながるIoTデバイスの増加である。2020年までは通信分野が中心だったが、現在は医療、産業機器、ヘルスケア、自動車、宇宙航空など、さまざまな領域でIoTデバイスが増えている。その結果、エッジで生み出されるデータ量も爆発的に増大している。
「たとえばコネクテッドカーによる自動運転では、交通管理や走行支援に活用するプローブデータ、HDマップ用のカメラデータ、レーザーで距離を測定するLiDARデータなどさまざまなデータが生成されます。そして、これらをクラウドに飛ばしていては間に合わないので、車に搭載したGPU/CPUで処理することが重要になっています」
IoTめぐる状況についてこのように説明するのは、IT関連のリサーチを専門とするアイ・ティ・アール 取締役の金谷敏尊氏だ。
金谷氏はまた、同様の現象がクラウド/データセンター、スマート工場やデジタルツイン、環境モニタリングなどさまざまな分野で起きていると指摘する。
こうしたトレンドは今後もさらに加速し、その過程でさまざまな問題も起きると予想される。現在、IoTやエッジコンピューティングのプロジェクトに携わっている担当者には、すでにこうした急激な変化に翻弄(ほんろう)されている人も多いだろう。では、そうした変化や課題に対処するには、どのようなアプローチが重要なのだろうか。
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