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- 2013/03/18 掲載
【ネット選挙で新しい政治を作ろう!(6)】ネット選挙運動解禁のメリット
連載『ふじすえ健三のビジネス+IT潮流』
メリット1 選挙に使う税金の削減
ネット選挙運動でいったい何が変わるのだろうか? まず、なんといってもコスト削減である。例えば、選挙の際(選挙期間は、参議院選挙投票前17日間、衆議院選挙投票前14日間)は(藤末のような参議院全国区の場合)ハガキ15万枚、ビラ25万枚、ポスター7万枚を刷ってよいことになっている。ハガキ15万枚の郵送費だけでも750万円、印刷費用を入れると2,000万円は軽く超える計算だ。それらが積み上げられて、参議院選挙全体では約570億円の選挙費用となるのだ(衆議院では約800億円)。
しかもこの570億円は、すべて我々の税金で賄われている。インターネットにこれらを代替させることによって、圧倒的なコスト削減が可能となる。つまり、余計な税金を使わなくて良くなるのである。
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