- 会員限定
- 2012/10/31 掲載
O2Oでの高い集客力を証明した「ゲーミフィケーション」がもたらすもの
位置情報を活用したチェックインサービス
地域店舗・宿泊施設との提携で地域活性化を図る「コロプラ」
同サービスを手がけるコロプラでは、日本の名産品などを取り扱う全国のリアル店舗、鉄道会社、宿泊施設、百貨店、プロ野球球団といった企業と提携し、さまざまなリアル連携を展開している。
その中心的な役割を担うのが、「コロカ」と呼ばれる実在するカードだ。実際の店舗を訪れて商品を購入した場合にのみ手に入れることができるそのカードの裏側には、シリアル番号が記載されている。オンライン上でその番号を入力すると特殊なアイテムを手に入れることができ、コレクター心をくすぐるという仕組みだ。
現在、同社の提携社数は約1400社(2012年8月末時点)。そのうち、「コロカ」提携の店舗は147店舗、交通事業者は28社、宿泊施設は約1200施設にのぼる。すでに同社だけで累計約15億回のチェックイン回数を誇るという。
2011年夏には、由比ガ浜の海の家15店舗と提携し、「コロプラBeach 2011 in 由比ガ浜」を期間限定でオープンしたが、東日本大震災などの影響で関東の海水浴場の客足が軒並み大幅に落ち込むなか、前年並みの来場者数を確保したそうだ。また、福島県・宮城県・岩手県のコロカ店、コロ宿、鉄道、バス、レンタカー会社を横断したキャンペーン「東北応援スタンプラリーキャンペーン」を展開している。
そのほか、プロ野球球団のヤクルトスワローズとは、「プロ野球!コロプラシリーズ」を開催。2カ月で約2000人を動員した。ほかにもプロ野球球団では東北楽天ゴールデンイーグルス、映画配給会社の東映などとも提携している。
コロプラでは、スマートフォン専用アプリで「秘宝探偵」「プロ野球PRIDE」などを提供しており、これらのゲームにも位置連動機能の仕組みを取り入れているという。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
関連コンテンツ
PR
PR
PR