記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 同じハッカーに攻撃された「KADOKAWAとCDK」を徹底比較、明暗を分けた「ある存在」 同じハッカーに攻撃された「KADOKAWAとCDK」を徹底比較、明暗を分けた「ある存在」 2024/10/08 21 日本で今、企業などを狙ったサイバー攻撃が頻発している。そのためセキュリティ対策に関する議論や取り組みが国を挙げて活発化しているが、その一方で抜け漏れている視点があると筆者は考える。これは、6月に発生したロシア系ハッカー集団「BlackSuit」によるKADOKAWAへの攻撃と、同じくBlackSuitによる米CDKグローバルへの攻撃を比較分析すると浮かび上がってくる。実は、ともに身代金を支払ったと報じられているのは共通しているが、KADOKAWAだけが情報漏えいも起きてしまったとされているのだ。何がこの違いを生んだのか。
記事 金融AI 金融行政方針でも言及「生成AI」、金融庁やFISC調査での「見解と示唆」とは? 金融行政方針でも言及「生成AI」、金融庁やFISC調査での「見解と示唆」とは? 2024/10/08 20 この8月に公表された金融行政方針では、金融分野における生成AIに関しても触れられた。本稿では、すでに融資審査やモニタリングの自動化ツールとしても広く活用が進んでいる金融庁やFISCの「金融機関向けAI利活用調査」の一部を紹介する。利用者保護や金融システムの安定・信頼確保の観点を中心に、金融庁やFISCが言及するAI活用への期待と潜在的なリスクについて解説しよう。
記事 AI・生成AI AIによる「現代の奴隷制度」がヤバすぎる、時給300円、精神的ダメージでPTSDも AIによる「現代の奴隷制度」がヤバすぎる、時給300円、精神的ダメージでPTSDも 2024/10/08 16 生成AIをはじめ、AIには学習データやその修正が必要になる。また不適切な投稿を見極める行為も必要だ。それを行うコンテンツモデレーターとして、ビッグテック含めた多くの企業が新興国・途上国の「クラウドワーカー」を雇っているのはご存じだろうか。雇用している側は雇用拡大や投資をうたうが、実はこれらの労働者は「現代の奴隷」とも呼ばれている。給与・労働時間ともに搾取され、不適切なコンテンツを目の当たりにし、精神的不調に苦しむという。