[１７日 ロイター] - 中国発の格安ファストファッション通販大手「ＳＨＥＩＮ（シーイン）」はロンドン市場への株式上場を前に、評価額を約３００億ドルまで引き下げるよう株主から圧力を受けている。ブルームバーグ・ニュースが１７日、関係者の話として報じた。

同社の株主は新規株式公開（ＩＰＯ）を成功させるためには、評価額の調整が必要だと考えているという。

ロイターは今月、シーインがＩＰＯに向けて評価額を５００億ドル程度に引き下げると報じていた。

また、英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）は先週、シーインが株式上場を今年下半期に延期する可能性が高いと報じた。トランプ米大統領が小口輸入品に対する関税免除措置（デミニミスルール）を停止する方針を示したことが影響しているという。