レッドオウル 西山 毅
レッド オウル
編集&ライティング
1964年兵庫県生まれ。1989年早稲田大学理工学部卒業。89年4月、リクルートに入社。『月刊パッケージソフト』誌の広告制作ディレクター、FAX一斉同報サービス『FNX』の制作ディレクターを経て、94年7月、株式会社タスク・システムプロモーションに入社。広告制作ディレクター、Webコンテンツの企画・編集および原稿執筆などを担当。02年9月、株式会社ナッツコミュニケーションに入社、04年6月に取締役となり、主にWebコンテンツの企画・編集および原稿執筆を担当、企業広報誌や事例パンフレット等の制作ディレクションにも携わる。08年9月、個人事業主として独立(屋号:レッドオウル)、経営&IT分野を中心としたコンテンツの企画・編集・原稿執筆活動を開始し、現在に至る。
ブログ:http://ameblo.jp/westcrown/
Twitter:http://twitter.com/redowlnishiyama
現代は消費者向けの製品や技術の進歩を、企業のITが採り入れていかなければならない時代になっている。いわゆるコンシューマライゼーションの到来だ。BYODもその変化の1つであり、ガートナー リサーチ部門 バイスプレジデント 兼最上級アナリストのジーン・ファイファー氏は「2014年までに9割の企業は、パーソナルデバイス上でエンタープライズアプリケーションをサポートすることになる」と指摘する。一方で、ファイファー氏はモバイル対応をめぐって企業内のエンドユーザーとIT部門との間には緊張関係が高まるとも指摘する。企業のモバイル活用における課題とは何か、その課題に対応するために企業は自社のモバイル活用戦略をどのように変えていく必要があるのか。
1983年4月15日の開園から今日でちょうど31年、今も衰えない人気を維持し続ける東京ディズニーリゾート。30周年を迎えた2013年の来園者数は3129万8000人(2013年4月~2014年3月末)で、前年から14.8%の伸びを記録。12日には累計6億人の来場者となった。運営会社であるオリエンタルランドの2014年3月期予想の営業利益は1066億円、営業利益率は23.2%で、共に過去最高になる見込みだ。その人気の秘密は一体にどこにあるのか。東京ディズニーランドのオープンに合わせて、初代ナイトカストーディアル(夜間の清掃部門)・トレーナー兼エリアスーパーバイザーとして、ナイトカストーディアル・キャストを育成した、ヴィジョナリー・ジャパン 代表取締役の鎌田洋氏が、代官山 蔦屋書店で行われた講演会にて、そのノウハウを明かした。
世界史上、統計学で最も儲けた国は日本だと語る統計家の西内啓氏。同氏は、その根拠となる1つの日本語として“Kaizen”を挙げ、「世界中のビジネススクールの教科書に載っている」と指摘する。しかしこの知恵は日本の製造業からいきなり生まれてきたものではなく、その背景には戦後来日して、国内製造業に様々な支援を行った米国の統計学者 ウィリアム・エドワーズ・デミング博士の教えがあるという。デミング博士が授けた知恵とは何か、その知恵を日本が活かすことができたのはなぜか、さらに今後日本はデータ分析にどう取り組んでいけばいいのか。先日行われたOracle Business Analytics Forumにて、西内氏が語った。
構造化データに加え、ソーシャルメディアや各種センサーから収集する非構造化データを含めた膨大なデータを意思決定に活用していくことが、企業での大きなトレンドとなっている。さらにそのビッグデータをビジネス価値に変換していくスピードこそ、企業の生き残りの鍵を握るといっても過言ではない。一方、モバイル端末の急速な普及によって人々のワークスタイルは変化し、どこでも意思決定ができるようになった。そこで求められるのは、データの鮮度、場所を選ばない、視覚性という3つの条件を担保できる情報インフラだ。Oracle Business Analytics Forumにて、日本オラクル 製品戦略事業統括本部 戦略製品&BA推進グループ 担当ディレクターの石家丈朗氏が語った。