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- 2016/03/02 掲載
アマゾンが語る「Amazonログイン&ペイメント」急拡大の理由、数百社が導入の成果とは
Amazon創業者のベゾス氏が考えた成長モデル
「サービスの利便性も高まりました。関東と関西を中心に全国9ヵ所の物流拠点があり、配送スピードの改善に努めています。たとえば、物流拠点に近い関東一円から、東海、関西にかけては、当日配送で約78%をカバーしています。また翌日配送では全国の約95%をカバーするまでに至りました」(井野川氏)
Amazonの3つのビジネスモデルと3つの最新トピックス
アマゾンのビジネスモデルは大きく3つに分けられる。1つ目はWebサイトを通じた物品の直販。2つ目はユーザー同士で商品の売買ができる「Amazonマーケットプレイス」だ。Amazonのアカウントがあれば、フリーマーケットのように、誰でも他のユーザーが出品した商品を買える。Amazonは支払い処理代行や商品保証を行い、出品者から一部の手数料をもらう形だ。そして3つ目が「Amazonログイン&ペイメント」だ。これにより、独自ECサイトでもAmazonアカウントでログインし、安心して支払いが行える。
次に、井野川氏は昨年のビジネスを振り返り、3つの最新トピックスを紹介した。
2つ目のトピックスは、注文後に1時間以内で商品を届けるサービス「Prime Now」の開始だ。これは1万5,000件の日用品から家電製品までを対象とし、1回890円で利用できるサービスだ(2時間便は無料)。スマートフォンの専用アプリから注文し、配送状況も地図から確認できる。東京、川崎、横浜、大阪、兵庫など、順次エリアを拡大中だという。
2016年2月23日にアナウンスされた新たな「Prime Now」対象エリア | |
都・県 | 地域 |
東京都 | 千代田区、中央区、港区、江東区、新宿区、江戸川区、
台東区、墨田区、文京区、足立区、葛飾区、荒川区 |
千葉県 | 市川市、浦安市 |
【次ページ】導入した企業はどのような成果を出したのか
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