- 2015/06/11 掲載
ソニー、エイベックス、LINEの合弁会社、学割付き音楽配信サービス「LINE MUSIC」提供

2014年12月に設立したLINE MUSICは、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、LINEの三社が共同出資する合弁会社。
今回リリースされたLINE MUSICは、定額制オンデマンド型音楽配信サービス。これまで国内の定額制音楽配信サービスとしては一般的だったラジオ型ではなく、聴きたい曲・アーティストを選択して再生やプレイリストの作成などを行うストリーミング型で提供される。邦楽・洋楽・K-POP・アニメ・ボーカロイドなどを中心に150万曲以上の楽曲ラインナップを揃えている。
料金プランは、30日間の有効期間内で、全ての機能利用と20時間の楽曲が聴ける500円の「ベーシックプラン」と、同じく30日間で、全ての機能利用と時間無制限での楽曲が聴ける1000円の「プレミアムプラン」の2つから選択できる。また、それぞれのプランには学割が用意されており、学生ユーザーは300円からLINE MUSICを利用可能だ。
ユーザーは設定が可能で、高(320kbps)・中(192kbps)・低(64kbps)の3つの音質を選択できるほか、ネットワーク環境に合わせた音質で聴くことができる自動判別も選べる。再生した楽曲はキャッシュを残すこともできるので、同じ楽曲を繰り返し再生する場合も、通信容量を圧迫しないという。
LINE MUSICは、本日から2015年8月9日までの2か月間、全てのユーザー無料で全楽曲・全機能を利用可能だ。
このほかの定額制音楽配信サービスでは、NTTドコモとレコチョクが提供している国内トップシェアの「dヒッツ」、2015年5月27日のサービス開始から3週間足らずで100万ダウンロードを突破した「AWA」などがある。6月9日には、アップルもWWDC 2015において月額9.99ドルのストリーミング配信サービス「Apple Music」を発表するなど、競争が激化しているこの分野の注目したい。
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