今回発表になったSales Cloud B2B Marketing Automationでは、見込み客のデータポイントを集約し、アクションにつながる知見へと自動的に変換できるという。これにより、マーケティング部門と営業部門のよりスマートな営業をサポートできる。


　また、デジタル環境における見込み客の挙動を可視化し、見込み客が求めるエンゲージメントの方法を把握することで、適切なタイミングで必要な情報を提供することが可能になる。

　また営業担当者はSalesforce1 Mobile Appで見込み客のエンゲージメントの通知をリアルタイムに受け取り、見込み客が製品やマーケティング資料をどのように参照しているのかを即座に知ることができる。

　一方マーケティング部門はキュレーションを行い、承認済みコンテンツを営業担当者へ簡単に提供できるため、営業担当者は即座にカスタマイズした電子メールキャンペーンを実施し、見込み客を購入につなげるプロセスを開始できる。

　セールスフォース・ドットコムのPardot担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、アダム・ブリッツァー氏は「次世代の Sales Cloud B2B Marketing Automation によって、マーケティング部門と営業部門はかつてないほど簡単にコラボレーションを実現し、見込み客の行動に対する知見を活用し、賢く効率的に営業することが可能になります。マーケターは、営業プロセスおよび営業担当者が見込み客とリアルタイムでつながることをサポートします。これを実現する B2B Marketing Automation に対し、いま驚くほどの勢いで関心が高まっています」とコメントしている。

＜追記＞
　Salesforce Pardotは現在提供中で、価格は月額1,000ドルから（最大1万コンタクト）。