トリップワイヤは今年4月に、クラウドベースの脆弱性管理を実現するソリューションとして「Tripwire PureCloud」を提供開始。クラウドベースで提供され、ソフトウェアやハードウェアの導入・管理のほか、ファイアウォールの変更も不要で、ネットワーク境界やブランチ・リモートオフィスのスキャン、合併・買収に伴うリスク査定を行える。


　スキャン結果はオンラインで確認できるほか、CSV 形式でデータをエクスポートして既存のレポートツールに取り込むことも可能だ。

今回の発表は「Tripwire PureCloud」の無料トライアル版サービスである「Tripwire SecureScan」の提供を開始したというもの。

　「Tripwire SecureScan」では、社内ネットワーク上の最大20個のIPデバイスについて、3カ月間は無料で最新の状態にアップデートされた脆弱性情報をもとにスキャンを行える。

　また、Heartbleed検出機能も搭載されており、ネットワーク環境内のOpenSSLに内在するリスクを優先順位付けすることも可能だという。