0
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
富士通は9日、高島屋にデジタルアーカイヴスシステム「FUJITSU 博物館・美術館ソリューション 収蔵品管理システム Musetheque(以下、Musetheque)」を提供、稼働開始したことを発表した。
このデジタルアーカイヴスシステム「Musetheque」は、「高島屋のあゆみ」「美術収蔵品」「広告・宣伝」「広報・CSR活動」「社内文書・資料」など、約2万点におよぶ高島屋に関わる経営資産をデジタル化し、全社員が社内パソコンから閲覧できるというシステム。
同システムは50館以上の博物館・美術館への導入実績があるほか、自社の企業活動の保存にも採用されている。
創業180余年の高島屋は、文化的価値の高い美術品や、その他社史、専門書など経営資産を有しているが、これまで資料を閲覧するためには大阪にある史料館に出向く必要があり、容易な閲覧が難しかったという。
「Musetheque」の導入により、社内PCのWebブラウザから資料の閲覧が可能に。年代別・カテゴリー別・年表からも検索できるほか、資料の詳細画面では、関連する資料もあわせて表示することができるという。
高島屋はこれらを活用し、情報共有の促進や新入社員への教育、宣伝部におけるプロモーションを進めていく予定。
評価する
いいね!でぜひ著者を応援してください
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
関連タグ