日本電気(NEC)は、温度・湿度・衝撃センサ付きRFIDタグを活用たし、物流品質トレーサビリティソリューションのSaaS型サービス「物流品質トレーサビリティ for SaaS」を発表した。物流品質トレーサビリティソリューションは、センサ付きRFIDタグを流通する商材に取り付け、生産拠点/倉庫から物流拠点、最終的に顧客へ納入するまでの流通過程を管理するもの。一定間隔での温度・湿度情報と、衝撃発生時の情報を収集することにより、輸送過程の「見える化」を実現するという。発表された新サービスは、このノウハウをもとにITAGEと共同で製品開発を行い、SaaS化したものとなる。なおFeliCa通信モジュール対応のため、専用のリーダ/ライタではなくPaSoRiやFeliCaポートでの読み取りが可能だ。