- 2010/03/03 掲載
【CRM市場調査】不況下でも前年比4.1%増の173億円、セールスフォースが初めて市場シェアトップに
矢野経済研究所では、2010年以降も前年比5%増程度の成長を維持し、2012年には207億円に達すると予測している。
2009年はオンデマンド型(SaaS型)が前年比で9.3%増、オンプレミス型(自社運用型)が0.2%増で、オンデマンド型の伸びが大きく同市場を牽引。オンデマンド型CRMを提供するセールスフォース・ドットコムは、2009年、初めてCRM市場全体でシェアトップとなった。矢野経済研究所では、2010年以降もシェア1位を維持するとみている。
矢野経済研究所によれば、オンデマンド型がCRM市場に占める比率は順調に増えており、2009年で45.0%、2011年にはオンプレミス型を上回ると予測。オンプレミス型CRMは、カスタマイズが柔軟である、他システムとの連携が容易である、大規模かつ長期間利用する際にはオンデマンドよりコストパフォーマンスが良い場合がある、などの理由から選択されているという。
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