- 2015/04/21 掲載
紀伊國屋書店、顧客行動分析が可能な電子本棚 マイクロソフトのKinectやAzureも活用
インテルの技術協力を受けて開発したリアルタイムにコンテンツ管理ができるソフトや、顧客行動分析が可能なモーションセンサー(Kinect for Windows)を連携させることで、顧客の棚前行動を把握・分析することができる。
2014年12月にオープンした「紀伊國屋書店 西武渋谷店」の一角に設置されたイベントスペース(アクティブスペース)では、映画化イベント、著者サイン会、キャラクターグッズ販売などが計画されており、「インテリジェント・シェルフ」サービスを用いた販売促進を実践する。
「インテリジェント・シェルフ」で集められた情報は、マイクロソフトのクラウドサービス、Microsoft Azureを活用することで、一元管理することもできる。
モーションセンサーで把握した顧客行動に合わせてマイクロデジタルパネルの表示内容を変更することが可能なため、たとえば通常時には動画を流し、顧客が商品を手に取った際には、より詳しい商品情報に表示内容を切り替えるなど、顧客と商品の距離に応じて最適な情報を表示する。
さらに蓄積したビッグデータを分析することで、新たな商品展開やマーケティング施策に活用していくことが可能になるという。
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