- 2015/02/06 掲載
SAPジャパン、SAP Business Suite 4 SAP HANA(SAP S/4 HANA)発表 23年ぶり大幅刷新
パブリッククラウド版では、シンプルなデータモデルでデータ量を1/10に圧縮。これにより、スループットを3~7倍に、データ分析速度は最大1800倍になったという。また、ERP、CRM、SRM、SCM、PLMを1つのシステム上に統合可能になった。
さらに、25%のアクチュアルデータと75%のヒストリカルデータを分離することで、スマートデバイスなどでは軽量なアクチュアルデータのみが利用できる。
マネージドクラウド版はこれらに加えて、ECC6.0互換環境を提供する。オンプレミス版では、クラウド変換オプションなどが用意される。
SAPのCEOであるビル・マクダーモット氏は「SAPは21世紀に向けたエンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)のコンセプトを再定義している。SAP S/4HANAは、ソフトウェアと人をつなぐことによって、リアルタイムで、ネットワークと繋がった、シンプルな経営を可能にする」と説明。「今日は歴史的な日であり、二十世紀のITスタックとそれに伴うすべての複雑性が終焉を迎える時代の始まりとなる」と語っている。
日本では、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、NEC、NTTデータ、日立製作所、富士通、S/4コンソーシアムなどのパートナーから提供される。
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