電通、六本木駅デジタルサイネージ広告にNECのコンテンツ配信クラウドサービス採用

　「情報・コンテンツ配信クラウドサービス」は、企業や自治体が商品情報や交通情報などのコンテンツをデジタルサイネージに配信する際、コンテンツ登録・保管・配信機能をNECがクラウドサービスとして提供するもの。

　同サービスはクラウド型で提供されるため、自社でシステムを構築・保有することなくコンテンツを配信できる。また、配信条件の設定や配信を一括で実行可能であり、配信拠点が増加した際もシステムの拡張が可能だという。

　今回の発表は、5月26日から電通が都営地下鉄大江戸線・六本木駅ホーム上で行うデジタルサイネージを活用した広告事業のコンテンツ配信基盤に同サービスが採用されたというもの。六本木駅の上下線ホーム上の、柱12本計24面の65インチディスプレイデジタルサイネージにコンテンツ配信を行う。

　NECではスマートフォンやタブレット端末にコンテンツを配信するシステムを保有する企業に同サービスを提供していき、今後5年間で100社への提供を目指す。