- 2013/12/03 掲載
ボルボ、自動運転の大規模公道実験「ドライブ・ミー」を開始 スマホ連携も
このプロジェクトの目的は、自動運転による社会への利益を明らかにすること、およびスウェーデン並びにボルボ・カーを未来のモビリティ開発のリーダーとして位置付けることという。
同社のボルボ・カー・グループ代表取締役兼CEOのホーカン・サムエルソン氏は「自動運転車は、交通事故による死亡者・重傷者ゼロを掲げるボルボ・カーおよびスウェーデン政府のビジョンの一環です。この公道実証実験は、この目標に向けた重要なステップです。技術的な課題への理解を深めると同時に、公道を運転する顧客の貴重な意見を聞くことができるのです」との声明を発表している。
ボルボ・カー・グループ 技術スペシャリストのエリック・コーリン氏は「私たちの狙いは、あらゆる交通シナリオにおいて自動運転車が対応できることであり、例えば何らかの理由によりドライバーが運転操作ができなくなってしまったような状況でも、車が交通の流れから離れて、自動で安全な場所に停車することなども想定しています」とのコメントを発表している。
プロジェクトは、2014年にユーザー調査および技術開発から始動し、同時にユーザーインターフェイスとクラウド機能の開発にも着手する。最初の実験車は、2017年までにヨーテボリ市の公道で走り始める予定。
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