- 2013/03/11 掲載
関東や東北・北海道以外のIT投資は低迷、東海や中国・四国は2年連続の1%超減
2015年以降はさらに二極化が進む
2013年は、大手製造業の生産拠点の海外移転、または撤退なども相次いでいることから、多くの地域で経済の回復が遅れている。そのため、2013年の国内企業向けIT市場は、北海道/東北地方、関東地方を除いてマイナス成長になるとの予測になった。

また、関東地方では製造、サービスなどにおいて減速するが、大手金融機関、情報サービス業で積極的なIT支出が継続することからプラス成長(同:1.3%)を予測した。
一方で、これまでIT支出が堅調に推移していた近畿地方では、大阪市などにおける再開発事業が継続しているものの、近畿地方に拠点を持つ大手製造業の業績悪化の影響が大きいことからIT支出はマイナス成長(同:マイナス0.1%)を予測した。
なお、2014年はハードウェアの更新需要の谷間のため多くの地域でマイナス成長となり、各地域ともに本格的なIT支出の回復は2015年以降になるという。
そして2015年以降の国内企業向けIT市場は、各地域でプラス成長に回復するものの、関東地方、および近畿地方のIT支出は堅調に拡大する一方で、その他の地域のIT支出は低い成長率にとどまり二極化が進むという。
IDC Japan ITスペンディング シニアマーケットアナリストの市村 仁氏は「今後の国内企業向けIT市場のさらなる拡大を図るためには、関東地方、近畿地方以外の地域のIT支出を底上げするための、中長期的な取り組みがITベンダーには求められる」と指摘している。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内企業向けIT市場 地域別 2012年の推定と2013年~2016年の予測」(J13160301)にその詳細が報告されている。
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