• 2012/09/28 掲載

トヨタ自動車、クラウド・スマホ活用の次世代車 「Smart INSECT」を公開

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トヨタ自動車は27日、IT技術を活用して、カーライフをサポートする次世代のコンセプトカー「Smart INSECT」を公開した。モーションセンサー、音声認識、行動予測による目的地設定などの技術を搭載し、クラウドサービス「トヨタスマートセンター」との連携を果たした。
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トヨタの次世代コンセプトカー「Smart INSECT」

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 「Smart INSECT(Information Network Social Electric City Transporter)」は、超小型一人乗り電気自動車(EV)「コムス」(トヨタ車体製)をベースにした次世代コンセプトカー。“つながる”サービスに必要なモーションセンサーや音声認識、行動予測による目的地設定などの技術を搭載し、クラウド上の「トヨタスマートセンター」を介して「人とクルマと家」をつなぎ、便利で快適なカーライフをサポートするための対話型サービスのコンセプトを具現化したものという。

 たとえば、車両前方のモーションセンサーでクルマに近づいた人の顔を検知し、あらかじめ登録された運転を許可された人(以下、ドライバー)の顔写真と照合して個人認証する。

 認証が完了すると、フロントライトを点滅させたり、インストルメントパネルのモニターで挨拶(HELLOなどの表示や声での応答)をするなど、ドライバーとコミュニケーションを行う。

 また、モーションセンサーでドライバーの動作を検知し、手の動きに応じてドアをオープンする機能や、クラウド上の「トヨタスマートセンター」で音声情報を認識するバーチャルエージェント(以下、エージェント)が、ドライバーとの対話によりドライバーの意図を予測して目的地を設定したり、クルマの各種機能を操作する。  さらに、スマートフォンのナビゲーションやコンテンツを、エージェントを介して音声で操作することも可能。そのほか、自宅の施錠やエアコンの状態を、車内からエージェントを介して確認し音声で操作するといったスマートホームとの連携も行える。

 試作車は、10月2日から開催されるCEATECで展示する。

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