- 2025/04/25 掲載
米中古住宅販売、3月5.9%減 需要減退で一段低迷の可能性
ロイターがまとめた市場予想は413万戸だった。前年同月比は2.4%減だった。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅ローン金利の高騰で購入が難しくなり、3月の住宅売買は低迷が続いた」と述べた。
トランプ米大統領の二転三転する関税政策と、木材を含む多数の輸入品にすでに課せられている関税により不確実性が高まり、経済見通しの悪化が住宅市場の重しになっている。
3月の中古住宅在庫は8.1%増加の133万戸。前年比では19.8%増となった。
中古住宅価格の中央値は前年比2.7%上昇し40万3700ドルとなった。
3月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.0カ月。前年同月は3.2カ月だった。健全な需給バランスは4─7カ月とされている。
住宅が市場に出ていた期間は36日。前年同月は33日だった。
初回住宅購入者の割合は32%。前年同月と変わらなかった。
現金のみによる販売の割合は26%で、前年同月の28%から低下。投げ売り物件などは3%。前年同月は2%だった。
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